上演中のミュージカル「モダン・ミリー」の囲み取材が日比谷シアタークリエで行われ、本作に出演する朝夏まなとと一路真輝が、共演する田代万里生さん、廣瀬友祐さん、夢咲ねねさん、大山真志さん、土居裕子さんと共に出席しました。

1967年公開のミュージカル映画を原作とした本作は、1920年代のニューヨークを舞台に、モダンガールに憧れて田舎町から出てきたミリーが、たくさんの人との出会いを通して大切なものを見つけていく姿を描きます。2020年に初日直前にコロナ禍の影響を受けて全公演中止になった本作ですが、2022年に満を持して上演。今回は、待望の再演となります。朝夏は主人公の《ミリー》、一路は《ミセス・ミアーズ》を演じます。

ステージに登壇した朝夏は、「再演とはいえ、新キャストの皆さんと新しい『モダン・ミリー』を作ろうと稽古をしてきました。とにかく楽しいお稽古でしたが、今はこれからお客さまに観ていただけるという楽しみな気持ちが大きいです」と初日に向けた思いを語りました。

「見どころしかない」と話す朝夏は、特に好きなシーンとしてオープニングを挙げ、「ニューヨークに出てきたミリーがそこにいるモダンボーイ、モダンガールたちと踊るシーンは、お衣裳も新しくなっているので、ぜひ観ていただきたいです」とアピールしました。

一方、一路が演じるミセス・ミアーズは前回公演のキャラクター設定から「かつて挫折した女優への再起を掛け、裕福なドロシー（夢咲ねねさん）を誘拐するアメリカ人」へと大幅に変更。これは、2024年の現代の時世に合わせ、ブロードウェイ版クリエイターらの協力を得てブラッシュアップされた箇所だと言います。一路は、「全ての皆さまに楽しんでいただける脚本に変わっていると聞いて、重大な役だと感じています。精一杯務めさせていただきます」と思いを口にし、「ブロードウェイ作品ですが、今回のバージョンは日本が世界初演となります。ぜひ見逃さないでいただきたいです」と呼び掛けました。

是非劇場へお越しください！

〈公演概要〉
2024年7月10日（土）～28日（日）／東京・日比谷シアタークリエ
2024年8月3日（土）～4日（日）／大阪・新歌舞伎座
2024年8月11日（日）／愛知・Niterra 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
2024年8月16日（金）～18日（日）／福岡・博多座
2024年8月24日（土）～25日（日）／東京凱旋公演・昭和女子大学人見記念講堂

（2024/7/9）