浜辺美波・髙嶋政宏 映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』完成披露舞台挨拶に登壇!
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の完成披露舞台挨拶が都内会場で行われ、本作に出演する浜辺美波と髙嶋政宏が、武内英樹監督や、共演する赤楚衛二さん、GACKTさん、江口のりこさん、池田鉄洋さん、小手伸也さん、長井短さん、観月ありささん、竹中直人さん、野村萬斎さんとともに登壇しました。
ビジネス小説としては異例の大ヒットを記録した原作を、「テルマエ・ロマエ」シリーズや「翔んで埼玉」シリーズで知られる武内監督が映画化した本作。舞台は、2020年のコロナウィルスが猛威を振るい日常を奪われた日本。政府が「歴史上の偉人たち、通称“偉人ジャーズ”をAIで復活させ、最強内閣を作る」という前代未聞の計画を遂行する中、その裏に隠されたある陰謀が明らかになっていく物語です。浜辺は、テレビ局政治部の新人記者で、最強内閣のスクープを狙う主人公《西村理沙》役。高嶋は、現代版「享保の改革」といった農業政策の一翼を担う《徳永吉宗》役を演じ、この日は役衣装の将軍姿で登場。会場を大いに盛り上げました。
ゴージャスなメンバーとステージに上がった浜辺は、「本日は華やかなイベントとなりますが、映画もとても楽しい映画になっています」と笑顔でアピール。髙嶋は「皆の衆、農林水産大臣、“暴れない将軍”の徳川吉宗役を演じた髙嶋政宏じゃ。皆の衆が(映画を)どう思ってくれるのか、今ドキドキしておる。今日は楽しんで帰ってくだされ。よろしくお願いいたしまする!」と吉宗になり切って挨拶し、観客の笑いを誘いました。
役衣装に身を包んだ“偉人ジャーズ”が、ズラリと並んだ様子は圧巻の一言。浜辺は「久しぶりに皆さんの扮装姿を見ましたが、やっぱり迫力がものすごいです!」と共演者の方々を見渡しながら興奮気味にコメント。ステージの幕が上がる瞬間まで、共演者の皆さんが和気あいあいとしたやり取りをしていたことを明かしながら、「懐かしさを感じました」と撮影時の雰囲気を思い出しながら目尻を下げていました。
“偉人ジャーズ”を演じたメンバーが「楽しかったこと、苦労したこと」を明かすことになると、髙嶋は「僕が京都の東映太秦撮影所に初めて行った時に、そこで松平健さんがやっていたのが『暴れん坊将軍』シリーズでした」と回想。「それを見て『いつかこんな役をやってみたい』と思っていました。今回、僕が演じたのは“暴れない将軍”ですが、徳川吉宗公を演じられたことが一番楽しかったです。夢が叶いました!」と吉宗役は念願だったと打ち明けると、会場からは夢が叶ったことを祝福するかのように拍手が上がりました。
一方、苦労したこともあるという髙嶋。「『翔んで埼玉』など武内監督の映画のファンで、監督の現場では『どんなファンタスティックな撮影が繰り広げられるのか』と思っていました。そうしたら監督は、あらゆる角度、サイズ、長回しで、長時間による撮影をしていて。しかもメイク、衣装など準備もしなければいけないので、早朝からスタンバイをしていました。夜も遅い、朝も早いとなると、毎朝テンションを上げていくことが大変でした」と将軍役ならではの苦労を明かしました。
現代人の役を演じた浜辺は、撮影現場では“偉人ジャーズ”の皆さんとなかなか会うことができなかったと残念そう。“偉人ジャーズ”の皆さんが、撮影後にみんなで飲みに行っていたことがわかると、「羨ましい」と吐露しました。とはいえ「楽しかったのは、こういった大御所の皆さんがいらっしゃる中で、普通ならば若手の私は一番最初に現場に入るべきなんですが、皆さんのお支度時間が長いということで、一番最後に入らせていただいて。今も(足利義満役の)小手(伸也)さんが役衣装を着てすごく暑そうにしていらっしゃるのを見ると、『私は心地良いんだけどな』と思ったりして。見ているのが楽しいし、なんだかちょっと優越感がありました(笑)」と特別な楽しさもあったといいます。
また浜辺がスクープを狙う新人記者を演じていることから、「撮影期間、あるいは宣伝活動の中で掴んだ、共演の皆さんについての特ダネがあれば教えてください」という質問が上がる一幕もありました。浜辺は「実は、掴んでいるんです。今ここでは仲間のようにお話をしているんですが、一人、この中に裏切り者がいます」と指摘。周囲が「誰なんだ…」とざわつく中、浜辺は「バラエティなどの収録現場に行くじゃないですか。そうするとある方、髙嶋さんという方なんですけれど…」と恐る恐る実名をあげ、「楽屋が、髙嶋さんと隣だった時があって。『もし徳』の宣伝なんだ、ご挨拶に行こうと思って行ったら、違うみたいで。(「キングダム」で髙嶋が演じているキャラクター名)昌文君らしいんです。私たちは『もし徳』の宣伝で皆さんと一緒に稼動をしているのに、(髙嶋は)昌文君(「キングダム」の宣伝稼動)だったらしくて。『裏切り者だ!』と思いました」と暴露しました。髙嶋は「ちょっと、役柄はやめてよ」「違う、違う」「その影ではずっと『もし徳』の宣伝をしていたから!」とタジタジになると、2人の息ぴったりのやり取りに会場からは笑顔がこぼれていました。
最後に浜辺は「この映画は、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』という想像を映画で体感できる作品となっています。誰もが知っている人たちがAIで内閣として復活するという、本当にワクワクする物語になっていますので、是非楽しんでいただけるとうれしいです」と熱っぽく呼びかけました。さらに浜辺が「夏はー!」と声を上げ、会場が「もし徳―!」と応えるコールアンドレスポンスも楽しみ、大盛況の内にイベントは幕を閉じました。
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、2024年7月26日より全国公開です。
是非ご注目ください!
(2024/7/17)