長澤まさみ 映画『スオミの話をしよう』完成報告会見に登壇!
9月13日より全国公開となる映画『スオミの話をしよう』の完成報告会見が都内会場にて行われ、本作で主演を務める長澤まさみが、共演する西島秀俊さん、松坂桃李さん、瀬戸康史さん、遠藤憲一さん、小林隆さん、坂東彌十郎さん、戸塚純貴さん、宮澤エマさん、そしてメガホンを取った三谷幸喜監督とともに登壇しました。
本作は、大ヒットメーカーである三谷幸喜さんが脚本・監督を務めた待望の最新作。
大富豪の妻・スオミ(長澤)が突然行方をくらませたことを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、スオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たち。それぞれが語るスオミのイメージは、見た目も、性格も、全く異なるもの。ひとつの屋敷を舞台に繰り広げられるサスペンス・コメディです。
長澤は本作の主人公で、行方不明となる大富豪の妻・スオミを演じます。
この日は、映画の主要舞台である豪邸“寒川邸”のパネルを背景に会見が行われました。
ステージに登壇した長澤は、自身が演じた役について「5人の夫がいる、スオミという女性を演じました。よくスミオと間違えられるんですが、“ス・オ・ミ”です」と役名を強調して伝えつつ、「なぜスオミという名前なのかは、劇場で確かめてもらえたらと思います」とアピールしました。
本作の制作に至った経緯について、長澤がNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22年)のナレーションを担当したいた当時、三谷監督が「この人(長澤)のために映画をつくりたい、この人が今の段階で一番輝いている映画ができないだろうか」と思ったことが出発点だったことが明かされ、それを受けて長澤は「本当に光栄に思います。10年前に舞台でご一緒した時には、もっと一緒にお仕事をしていたいという物足りなさを感じていたので、今回出演することができてとても嬉しい気持ちです」と念願の三谷組への参加に笑顔を見せました。
また、それぞれの夫によってイメージが違う“スオミ”という女性を演じた感想を聞かれ、「一人の女性が違う顔を持ち合わせている、多面的な部分を演じるということで、どういう風にキャラクター作りをしたら良いのか難しくて…、毎日監督にヒントをもらいながら演じていました」と試行錯誤の連続だったことを明かしつつ、「共演者の皆さんは独特な魅力を持たれた方々なので、皆さんと向き合っているだけで、違う自分が生まれていた気がします。対する相手によって自分が作られるという人の本質的な部分なんだと改めて感じました」と気付きの多い役作りだったと語りました。
最後に、「スオミという役を演じられて、私にとって思い出深いものになりました。一緒にいる人によって、全然違う女性を演じているので是非注目して観ていただきたいですが、この映画はスオミを取り巻く人たちの物語でもあります。どんなお話になっているのか、映画館で是非ご確認ください!」とメッセージを送り、会見を締めくくりました。
そして、同日の夕方には一般のお客様に向けての完成披露上映会も行われ、長澤は上映前の舞台挨拶に登壇しました。
注目シーンとして、「5人の夫たちが、わちゃわちゃとスオミを探しているシーンです。是非その会話劇に注目してもらいたいです!」とオススメポイントを明かしました。
本作は、舞台作品のような構成になっているようで、「舞台作品は、観ている観客の方も一緒に空間を作っているとよく言われますが、今回の映画はまさにそういう感じだと思っています。皆さんで映画を育てて作っていく、その一員になってくださったら嬉しいです。是非この楽しい物語を、気兼ねなく大笑いして観てください」と笑顔で呼び掛けました。
映画『スオミの話をしよう』は、2024年9月13日(金)より全国公開です。
是非お楽しみに!
(2024/8/29)