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イベントレポート

シルビア・グラブ、今井清隆  ミュージカル「三銃士」開幕!

9月8日に日生劇場で開幕したミュージカル「三銃士」の初日囲み取材・フォトセッションが行われ、本作に出演するシルビア・グラブ、今井清隆が、共演者と演出のフィリップ・マッキンリーさんと共に出席しました。

19世紀フランスの作家アレクサンドル・デュマの代表作『三銃士』は、そのスリリングなストーリー性から、ブロードウェイやフランス、オランダなど世界各国でミュージカル化されてきた作品です。本作は、2004年にチェコで製作された後、2009年に韓国で脚本や楽曲が大幅にリニューアルされ、再演が繰り返されている人気作。「三銃士」定番の、憧れの銃士を目指すダルタニャンの成長と恋の物語だけでなく、三銃士のリーダー格であるアトスにも焦点を当て、かつての恋人との間で揺れる愛憎や、ダルタニャンの亡き父を通してアトスとダルタニャンの絆を描き出します。
シルビアは枢機卿の腹心として暗躍するミレディ、今井は国王を追い出しフランスの全権を掌握しようと企てる枢機卿リシュリューを演じます。

囲み取材に参加したシルビアは「見るからに悪女です(笑)。悪女ですが、もともとはアトスと恋仲で、闇の世界を賢さで生き抜いてきた女性を演じさせていただきます。大人の魅力をどうにか出せるように頑張りたいと思います」と公演に向けた意気込みを語りました。

一方、今井は「王の座を密かに狙って悪巧みを企てているという男で、いかにかっこよく悪を演じられるか、頑張ってやっていきたいと思います」と力を込めました。そして、「一番歳が上ですから、稽古場で若い子たちに助けられながら、労わられつつ、頑張っております」と稽古を振り返り、改めて「本番も若い子たちに負けないように頑張って演じたいと思います」と決意しました。

本作は、殺陣やアクションシーンも多く、迫力あるステージが繰り広げられます。シルビアは「皆さんの殺陣を見ていると、めちゃくちゃかっこよくて、声が出るくらいすごいので、皆さん楽しみにしていてください。私も本当だったら客席から観たいです。ただ、突然私もやることになっちゃって、最初の皆さんの稽古に参加しなかったことを後悔しています。本稽古の前に2週間くらい、男性陣がフェンシングの稽古をしていたんですよ。私は剣を持つと思っていなかったので、『男性陣、頑張れ』と思っていたのですが、『私も持つの?』と焦っています。なんとか皆さんと(殺陣の)相性良くやらせていただければ思っています」と苦笑いで明かしました。

シルビアの殺陣シーンはもちろん、深みのある歌声にもご注目ください。そして、物語のキーとなる重要な役どころを演じる今井の芝居と歌もお見逃しなく。
是非劇場でご覧ください!

〈公演概要〉
東京公演:2024年9月8日(日)〜28日(土)/日生劇場
広島公演:2024年10月4日(金)〜6日(日) /広島文化学園HBGホール
大阪公演:2024年10月18日(金)〜27日(日) /SKYシアターMBS

(2024/9/8)

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