上白石萌歌 映画『366日』最速試写会舞台挨拶に登壇!
2025年1月10日(金)に全国公開となる映画『366日』の最速試写会舞台挨拶が新宿ピカデリーにて行われ、本作に出演する上白石萌歌が、共演する赤楚衛二さんとともに登壇しました。
本作は、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして愛され続ける、沖縄出身のバンド・HYさんの名曲「366日」をモチーフに、沖縄と東京という2つの都市を舞台に紡がれる、20年の時を超えた純愛ラブストーリーです。
上白石萌歌は、ヒロイン《玉城美海》を演じます。
この日は、本編上映後に赤楚さんと上白石がサプライズで登壇。驚きの歓声に包まれる中ステージに登壇した上白石は、「実は私たちも2階で少し観ていました!サプライズ成功でしょうか?」と呼び掛けると大きな拍手が沸き起こりました。続いて、「皆さんと一緒に作品を観て、空気の振動からどう感じてくださっているかを肌で感じることができて嬉しかったです」と笑顔を見せました。
一足先に完成した作品を観た感想を聞かれると、「東京と沖縄という2つの場所での物語が描かれていますが、我々も(気持ちが離れている間の)お互いの東京や沖縄でのシーンを知らなかったので、『湊はこんな顔していたんだ』『こんな時間が湊には流れていたんだ』と私もリアルに感じることができて…泣きました!」と感極まったことを明かしました。
また、撮影時の思い出として、「沖縄という場所で、澄んだ海や空を見ながら現場に立つと、それだけで気持ちが湧いてくるものがあり、沖縄という場所に助けてもらいながら演じました」と振り返ました。
ドラマでは共演済みの2人は、映画初共演となる本作で恋人役を演じたということで、顔を見合わせながら「ちょっと照れ臭かったよね!」とはにかみながらも、上白石は「赤楚さんは現場によって見せる顔が違っていて、今回は湊を背負っていらっしゃって、とてもやりやすかったです。たくさん秘密を抱えてミステリアスで、知らない赤楚さんを見た気がします」と信頼を寄せて演技ができたことを伝えました。
そしてこの日は更なるサプライズということで、2人にも内緒でHYさんがステージ登壇し、「沖縄から来てくださったんですか?」と感激する様子の上白石。
本作の主題歌「恋をして」は、映画のモチーフとなった名曲「366日」のアンサーソング。クランクイン前の本読みの後に、帰宅をしながらこの楽曲を聴いたという上白石は、「美海の気持ちそのものだと思ったし、美海だけでなく、全ての登場人物の胸の中にある愛情を全て代弁してくれる曲だと感じました」とコメント。撮影時に悩んだ時にも「恋をして」を聴いて心の支えにしていたようで、「『366日』という曲は、いろんな世代を超えて心を重ねてこられた楽曲だと思いますが、リスナーの皆さんにとっても答え合わせのような曲になっています。私にとってもずっとずっと大切な一曲になると思います」と、作品の思い出とともに自身の心に刻まれた楽曲になったと語りました。
また、劇中で、湊と美海を繋ぐ重要なアイテムとして登場するMD。上白石はMDを知らない世代ということで、「今はサブスクで手軽に音楽を聴くことができますが、CDショップに行かないと聴けないとか、友達に借りないと聴けないという時代に、めちゃめちゃ浪漫を感じます!」と時代ならではの哀愁あるアイテムに感銘を受けている様子でした。
そして、HYの皆さんから、「高校生の役からお母さんの役まで演じていてすごい」という感想を伝えられると、「嬉しいです!撮り順はバラバラだったので、制服を着てるから何歳だ、娘が小さいから何歳だとか、自分の周りの環境を見て年齢を意識するという不思議な撮影になりました」と振り返り、さらに「子どもをお腹に宿している時の気持ちや子育てについてなど、母にいろいろと話を聞いていました」と役作りにつても触れました。
最後に、「人生のシーンの背景で流れる音楽ってある気がしていて、音楽で当時の出来事を思い出したりするので、人生において音楽は大切だと思います。たくさんの方が心を重ねてきたHYさんの『366日』の世界感を、こうして演じることができて嬉しかったです」と改めて作品への思いを語りつつ、「恋愛とか親子愛とか、その先にあるものを描いた作品なので、いろんな世代の方に観ていただいて、どんな愛を思い浮かべるかを考えてみていただけたら嬉しいです。この映画を観て、明日から人に優しくしてみようとか、人のことを思い出してちょっと連絡してみようとか、そんな風に思ってもらえる映画になっていると思います。是非お友達などに知らせてください!」とメッセージを送り、舞台挨拶を締め括りました。
映画『366日』は、2025年1月10日(金)より全国公開です。
是非お楽しみに!
(2024/11/6)