4K・8K放送を推進する「A-PAB記者発表会」が都内会場にて行われ、NHK『The Covers』にMCとして出演している上白石萌歌がスペシャルゲストとして登壇しました。

この日は、NHKおよびBS民放5社による『祝！2000万台突破！12月はBS4K8K衛星放送で超100!!見ようよキャンペーン』の発表が行われ、本キャンペーンでは12月21日(土)21時より放送される『The Covers Fes.in広島』もラインナップされています。

ステージに登壇した上白石は、MC就任2年目となる『The Cover’s』について、「リリーさんと一緒に一番良い席で豪華なアーティストの皆さんのカバーを、いちお客さんとして楽しませていただいています」と率直な感想を伝えつつ、「カバーは選曲からとても面白くて、そのアーティストさんの生き様や、幼い頃にどんな音楽が好きだったかなど…その方のご実家を覗かせていただいている感じがします。原曲の良さはもちろんですが、歌う方の素晴らしさに改めて気付けることも、カバーの魅力のひとつだと再確認しているところです」とＭＣを続ける中での気付きを明かしました。
同番組で同じくＭＣを務めるリリー・フランキーさんについて、「2年間どっぷりと月に2回以上お会いしているので、リリーさんを通して自分自身のことを定点観測している気分になりますし、私もリリーさんの様子の変化に気付いたりして…お互いに些細な変化に気付き合える存在だと思います」とコンビぶりもすっかり定着した様子で、「人生の先輩としてリスペクトしていますし、何よりリリーさんは音楽にとても詳しいので、番組を通していろんなことを学ばせていただいています」と感謝の気持ちを伝えました。
ＮＨＫ総合・BS・BSP4Kと各チャンネルで放送されている『The Cover’s』。4Kで見ている感想として、上白石は「アーティストの皆さんや曲の世界感に合わせて演出を変えていたり、皆さんがお召しになるお衣装もとても鮮明に見ることができるので、細かい演出のひとつひとつを4Kのクリアな映像でより楽しんでいただけると思います」とコメントしました。

また、俳優として4K収録にあたり意識していることを聞かれると、「目のちょっとした動きなども4Kだとより鮮明に伝わることがあるので、お芝居するときはなるべく嘘のない感情を構築して、それを表現することを意識しています」と、よりリアルを追及した演技を心がけているようで、さらに「メイクや髪形も気合が入ります。見え方を何回かテストして、メイクさんや技術さんとともに良い見え方を探るということをしています」と緻密に積み重ねていることを明かしました。

上白石自身は、NHKで放送されている『岩合光昭の世界ネコ歩き』を4Kで楽しんでいるようで、「私は猫が大好きなんですが、猫のふわふわした毛並みや目の動きが、クリアな映像だと手に触れる感覚で見ることができるのでよく見ています！」と笑顔を見せました。
また、『超100!!見ようよキャンペーン』のラインナップで気になっている番組として、海の生物が好きな上白石はBS朝日『上野樹里 クジラの生きる星』を挙げ、「水族館でも見ることはできますが、野生のあるべき姿を見られる機会はなかなかないので、上野さんのナビゲートに身を委ねて4Ｋの映像を見て楽しみたいです」と心待ちにしている様子でした。

最後に、「4Ｋの普及は映像の可能性が広がるとても素敵なことだと感じています。美しい映像を見ると体験したような気持ちになるとよく言いますが、私は体験を超えて“没入”できるのが魅力だと思います。その世界に足を踏み入れて、余計なことを考えずにただその世界に浸る、人間の目を超えていく体験ができるのが4Ｋだと思うので、皆さんも是非4Ｋでいろんな作品を楽しんでください！」とメッセージを送り、締めくくりました。

（2024/12/4）