瀬奈じゅんが出演する、絢爛豪華 祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」が、12月９日に日生劇場にて開幕しました。

本作は、400年以上を経ても世界中の現代演劇に絶大な影響を与えて続けているウィリアム・シェイクスピアの37作品を横糸とし、江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として、見事なまでに織り込んだ井上ひさしさんの傑作戯曲です。

物語は、江戸の末期、天保年間。美辞麗句を並べ立てて取り入り、下総国清滝村の旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛の跡を継いだ長女・お文と次女・お里。父を真心から愛する三女・お光だけはおべっかの言葉が出てこず、十兵衛の怒りにふれて家を追い出されてしまう。
月日は流れ、天保十二年。跡を継いだお文とお里が骨肉の争いを繰り広げている中、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ佐渡の三世次が現れる。三世次は、言葉巧みに人を操り、清滝村を手に入れる野望を抱くようになる。そこにお文の息子 ・きじるしの王次が父の死を知り、無念を晴らすために村に帰ってきて―。

瀬奈は長女《お文》を演じているほか、東宝芸能からは鈴木凌平が出演しています。

是非劇場でご覧ください！

＜公演概要＞
2024年12月9日（月）～12月29日（日）／日生劇場
2025年1月5日（日）～1月7日（火）／梅田芸術劇場
2025年1月11日（土）～1月13日（月）／博多座
2025年1月18日（土）～1月19日（日）／オーバード・ホール 大ホール
2025年1月25日（土）～1月26日（日）／愛知県芸術劇場大ホール

（2024/12/8）