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イベントレポート

上白石萌音 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』初日舞台挨拶に登壇!

全国公開中の映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ日比谷にて行われ、本作に出演する上白石萌音が、主演の天海祐希さん、共演する大橋和也さん、伊原六花さん、メガホンを取った中田秀夫監督と共に登壇しました。

本作は、子供たちの間で人気を博し現在も継続刊行中の児童小説が原作で、2020年からはアニメ映画化・テレビアニメ化され、アジア諸国を中心に世界中から愛されているシリーズの実写映画化作品です。
幸運な人だけが辿り着けるという不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う“ふしぎ駄菓子”を買った人々の顛末が描かれる物語。上白石は、“人々の悪意”を集めて作った駄菓子を売り、客の悪意をエネルギーにしている少女、“たたりめ堂”の店主《よどみ》役として出演しています。

この日は登壇者全員でテープカットを行い、華やかに“銭天堂”の開店をお祝い。会場からは大きな拍手が上がりました。原作でも人気を誇る<よどみ>役を演じた上白石は「公開が近づくにつれて、ドキドキしていました。世界中にファンがいる作品で、<よどみ>にもたくさんファンの方がいらっしゃいます。皆さんの期待を裏切らないかなという不安もありました」と緊張感を打ち明けながら、「無事に初日を迎えられた時点で100点です。皆さんのお顔を拝見してホッとしていいのかなと思っています」と上映後の熱気に満ちた会場を見渡して、安堵の表情を浮かべていました。

印象に残ったキャラクターや、自身以外の役で演じてみたいキャラクターを聞かれ、 “銭天堂”の駄菓子が客に不幸をもたらすと生まれる虫「不幸虫の声」だと楽しそうに答えた上白石。「いろいろ言えそう。『食べないで、ヤダヤダヤダ』とか(笑)」と不幸虫になりきって話すと、共演者の伊原さんも同意見だと意気投合。上白石は「気が合う!」と笑顔を弾けさせていました。
また映画のタイトルにちなみ、最近の“ふしぎ”だった出来事を発表する場面もあり、上白石は「マスクが神隠し」と回答。「外食をして帰る時に、ズボンのポケットに入れたはずのマスクを探しても無くて…。見つからないので、新しいマスクをつけて帰宅したんですが、家に帰ってズボンのポケットに手を入れてみたら、マスクが入っていたんです!ふしぎ…」と身近な“ふしぎ”を明かしていました。

自身初となった悪役について、上白石は「めちゃくちゃ楽しかったです」と充実感もたっぷり。「私の中の、よどんだ感情。何十年も溜めこんできた感情を(活かした)…」と続けると、司会を務めた笠井信輔さんが「実は、上“黒”石だったんですか?」とツッコミ、「本当は上“黒”石でした」と応じて、会場は爆笑に包まれました。

本作では憧れの天海さんとの共演が叶い、上白石は「天海さんとご一緒することをデビューした時からの目標にしてきたので、今回すごくうれしかったです」と喜びをにじませながら、「まさかこんなに睨み合えるとは思っていませんでした。天海さんに敵意のこもった目でキッと見られた時に、すごく喜ぶ自分がいました。あの目をこれからも宝物にしようと頑張っていこうと思います」とライバル役としての喜びも告白し、「現場でもたくさん助けていただいて、紅子さんのように導いたり、見守ったりしてくださって、すごく幸せな時間でした」と感謝を伝えていました。

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、全国公開中です。
是非劇場でご覧ください!

(2024/12/13)

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