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EVENT REPORT

イベントレポート

上白石萌歌 舞台「ゲルニカ」初日前会見に登壇!

9月4日よりPARCO劇場にて開幕する舞台「ゲルニカ」の初日前会見が行われ、本作でヒロインを務める上白石萌歌が、共演の中山優馬さん、勝地涼さん、早霧せいなさん、キムラ緑子さんとともに登壇しました!

本作は、画家・ピカソがスペイン内戦時のゲルニカ無差別爆撃を描いた絵画「ゲルニカ」から着想を得て、演出家の栗山民也さんが20年以上あたためてきた構想をもとに紡ぎ出される物語。1936年のスペイン内戦下、日々の生活を脅かされながらも、懸命に乗り越えていこうと力強く生きる人々の群像劇です。
上白石萌歌は、ゲルニカの貴族の家に生まれながらも、自分を取り巻く世界に疑問を持ちはじめ、街の人々と触れ合う中で力強く生きていくヒロインの少女・サラを演じます。

コロナ禍で続々と舞台公演が中止になっていた中で、ようやく開幕を迎えることができ、「無事に明日幕が上がるということで、いつも以上に特別な感情を抱いています」と高まる心境を語りました。

栗山民也さんが演出する舞台に初参加となる上白石は、「大学のレポートの題材を栗山さんの作品にしたくらい、尊敬や憧れがありました。いつかご一緒したいと思いつつ、もっと先のことだと思っていましたが、今回お声掛けいただいて、とても嬉しく感じています」と喜びの想いを伝えつつ、「思っていた以上に柔らかい方でした。栗山さんが食べようとしていたお煎餅を半分くださったり(笑)柔らかいお人柄の中に、鋭い視点だったり、こうしたらもっと良くなるということを分かりやすく端的に伝えてくださるので、栗山さんの言葉だけを信じて、必死にしがみついて稽古をしてきました。明日初日を迎えますが、最後まで栗山さんを信じて、皆さんと駆け抜けていけたらと思います」と意気込みを語りました。

最後に、「80年前に実際にあったゲルニカ爆撃の出来事と、今のコロナ禍の状況は、見えない不安と戦っているという点でどこか通じるところがあると感じています。ゲルニカという4文字が皆さんに抱かせるイメージは、悲痛さや苦しさだと思いますが、本作では苦しい中でも抗っていこうという気持ちや、希望を見出していこうとする眼差し、人の営みを丁寧に描いています。気難しいことが考えずに、新しいPARCO劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!」とメッセージを送りました。

(2020/09/03)

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