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イベントレポート

山村紅葉 映画『十二単衣を着た悪魔』完成披露報告会に登壇!

11月6日より公開となる映画『十二単衣を着た悪魔』の完成披露報告会が、セルリアンタワー能楽堂にて行われ、本作に出演する山村紅葉が、伊藤健太郎さん、三吉彩花さん、伊藤沙莉さん、笹野高史さん、黒木瞳監督とともに登壇しました!
 
本作は、内館牧子さんの同名小説が原作。『源氏物語』でヒールとして登場する弘徽殿女御が実は早すぎたキャリアウーマンであったという斬新なアプローチを取り入れ、平安時代の美しき最強ヒロインが、タイムスリップしてきた現代のネガティブ男子を変えていく、異世界トリップエンターテインメントです。
山村紅葉は、弘徽殿女御の身の回りのお世話をする梅命婦を演じています。
 
この日も着物姿で登壇した山村は、本作で初めて平安時代を演じたということで、「本格的に豪華な平安時代のご衣裳を着るのは初めてで、本当に嬉しかったです」と語る一方、自身の役柄については「見守りながら一緒に悲しんだり喜んだりなだめたりという、慎ましい役はやったことがなくて…誰も信じてくださらないけど、私の本当の姿を皆さんに見ていただきたいですね(笑)」とコメントし会場は笑いに包まれました。
黒木監督については、「所作的に迷うところがあったんですけど、黒木監督は私がやりたいことを汲んで、『こういうやり方もありますよ』と実際に演じて見せてくださいました。映画のワンシーンのようで、思わずボーっと見入ってしまったほどでした。新しい演技の幅が広がってよかったです」と監督の演出を絶賛しました。
 
また、劇中で当時食べられていたお菓子を食べるシーンに苦労したようで、「お菓子をバリバリ食べながら喋らないといけないんですけど、硬くて噛めなくて…ちょっと折ったり一口で入るようにと工夫していたら、笹野さんのところに置いておかなきゃいけないものまでうっかり全部食べそうになりました」と思わぬシーンに奮闘したことを明かしました。
 
そして、タイトルにちなみ、“この人悪魔だなと思った経験”を聞かれると、「黒木監督は、憧れの大女優さんで天使だなと思うんですけど、一回だけ悪魔だと思ったことがありまして…」と話し始めると、「ある企画でダイエットをしないといけなくて、あと3キロが痩せない時期だったんです。毎日寒い中、冷たいサラダを持って行って食べていたんですけど、ケータリングが温かい豚汁やおうどんなどすごく豪華で、いい香りがしてくるんです。どうやら、黒木監督が、寒いから温かいものを食べさせてあげてって仰ったようで…その瞬間悪魔に思えました。今だったら太ってもいいので、良いケータリングがあったら是非呼んでください!」と監督に嘆願しました。
 
映画『十二単衣を着た悪魔』は、11月6日(金)より全国にて全国ロードショーです。
ぜひご注目ください!
 
(2020/10/20)

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