宮本信子 映画『STAND BY ME ドラえもん2』完成報告会に登壇!
11月20日より全国公開となる映画『STAND BY ME ドラえもん2』の完成報告会が都内会場にて行われ、本作でゲスト声優を務める宮本信子が登壇しました!
本作は、2014 年に日本中に感動の渦を巻き起こした3DCGアニメーション『STAND BY ME ドラえもん』の第二弾。前作は、「ドラえもん」の世界観を圧倒的な映像美で描き、大人も泣ける感涙のストーリーが話題となり大ヒットを記録しました。それから6年の時を経て、満を持して続編が完成しました。原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」をベースに、前作で描かれた「のび太の結婚前夜」の翌日である結婚式当日を舞台にしており、のび太としずかの結婚式を描いた感動作です。
宮本信子は、のび太のおばあちゃんの声を担当しています。
この日の会見では、大人のび太の声を担当する妻夫木聡さん、<入れかえロープ>の声を担当しこの日MCも務めた羽鳥慎一さん、八木竜一監督、山崎貴監督とともに登壇しました。
ステージに登場した宮本は、「(会場で流れた予告編を聞いて)ほっこりした気持ちになりました。参加できて本当にありがたいと思っています」と挨拶しつつ、「いつもは公開前の試写でちゃんと観るんですけど、この映画は小さい子どもたちと一緒に劇場で観たいと思っているので、あえてまだ観ていません」と公開を心待ちにしていることを明かしました。
妻夫木さんが声を聞いて涙が溢れたというおばあちゃんの役作りについて、宮本は「おばあちゃんは、のび太がどんなことをしていても受け入れる存在だと思っています。大きな空気感を出して、のび太を包んであげるというイメージを持って演じました」とコメント。八木監督は「おばあちゃんは何年かすると亡くなってしまうんですけど、台詞の最後のビブラートのところでその儚さを込めていただきました」と語り、山崎監督も「優しいのにその奥は凛としているという二重層になっていて、奥行きを表現していただいて…思わず八木監督と顔を見合わせました」と絶賛され、宮本は照れ笑いを見せていました。
“のび太が逃げた”という本作のひとつのテーマにちなみ、これまで逃げ出したいと思ったことを聞かれ、八木監督が「今の会社に入った当初、ちょっとだけお手伝いで入った作品の祝賀パーティーでスタッフがひとりひとり挨拶しないといけなくて…目の前に三國連太郎さんや津川雅彦さんや、宮本さんもいらして、頭が真っ白で小声で『ちょっとしか参加していませんが…』と挨拶したときは逃げ出したかったです」と語りながらも、「その場がすごく静かになったんですけど、最初に拍手をしてくださったのが宮本さんでした!本当に感謝しています」と当時を振り返り、宮本も「そうでしたか」と懐かしんで笑顔を見せました。
終盤にはドラえもんがステージに登場!ドラえもんと1日一緒に過ごせるとしたら…という話題で、宮本は「ドラえもんと原っぱで寝っ転がって空を見て、『ねぇドラえもん。私に暗記パンを食べさせてくれない?』って言いたいです。何でも暗記できるんでしょう?」とドラえもんにおねだりしました。
最後に、「のび太のおばあちゃん役をするのよって言ったら、『きゃー、すごい!』と嬉しい声をたくさんいただきました。公開初日に劇場へ駆けつけて、いろんな世代の方がいらっしゃると思うので、その中でこの世界観をいっぱい感じたいと思います。ぜひ劇場へお越しくださいませ」とメッセージを送りました。
ぜひご注目ください!
(2020/10/29)