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EVENT REPORT

イベントレポート

ONEPIXCEL 初の東名阪ツアー「ONEPIXCEL Respect Tour 2019~勉強させていただきます~」開催!

2018 年人気テレビアニメ「ドラゴンボール超」のエンディングテーマ「LAGRIMA」でメジャーデビューしたONEPIXCELが昨年のメジャーデビューと同じ3 月7 日(木)に自身初の東名阪ツアー「ONEPIXCEL Respect Tour 2019~勉強させていただきます~」のファイナルを迎えた。

同ツアーは名古屋、大阪、東京にそれぞれにONEPIXCEL がリスペクトするゲストを迎えての対バンツアー。ツアー初日の3月2 日(土)の名古屋Heartland には「Chuning Candy」、3日(日)の大阪・阿倍野ROCKTOWN には「當山みれい」、そしてファイナル7 日(木)の代官山UNIT には「東京女子流」を迎えた。

新衣装を身にまとい最新シングル「Girls Don’t Cry」からライブがスタート。序盤からキレのある踊りと歌を繰り広げるONEPIXCEL に会場は一気にヒートアップ。ちょうど1 年前にリリースし、YouTube 再生回数335 万回を超えたメジャーデビュー曲「LAGRIMA」をはじめ12 曲を披露するなど、歌とダンスで会場を魅了した。

またこの日は5 月22 日(水)に発売される新曲「Final Call」も披露。今回のツアーで初披露ながらも歓声が飛ぶほど会場は熱狂の渦と化し、過去の曲を上回るパワフルなダンスは会場のファンを釘付けにした。今曲は「いま目の前にあるチャンスを逃さないで」とONEPIXCEL 流に呼びかける曲。「今のONEPIXCEL は今しか見られない。なので、これからもONEPIXCEL のライブにきてください。」としっかりファンにアピールした。ツアーファイナルの東京公演で迎えたリスペクトゲストは「東京女子流」。先日、東京女子流の定期公演を観に行ったONEPIXCEL は「小学生の頃から憧れているグループさんとご一緒できて本当に嬉しい(田辺)」と興奮気味。当日のライブでもそのパフォーマンスに刺激を受け「あんなに歌って踊っているのに歌がぶれない。ONEPIXCEL もそうなれるようになりたい」と語った。トークコーナーでは、田辺が「皆さん体力がすごい。日頃から行っている体力の付け方を教えてください」と質問。東京女子流のメンバーからは、筋力トレーニングや走り込みを継続する大切さを伝授された。

そして最後には8 月から自身初となる全国ワンマンツアーの開催を発表!8 月15 日(木)の埼玉・西川口Hearts を皮切りに、9 月22 日(日)の東京・duo MUSIC EXCHANGE まで、全国9か所を巡る。今回の東名阪ツアーにて勉強した成果を活かし、進化を続けるONEPIXCEL に期待したい。

【セットリスト】
1.Sparkle
[東京女子流ライブ]
2.Girls Don’t Cry
3.Howling
4.Analoganize
5.sora
6.LAGRIMA
7.monochrome
8.TURN ME ON
9.We Go Now
10.Final Call ※新曲 5/22 リリース
11.Tell Us!!
12.Take Off
[東京女子流とトーク]

 

【3/7:代官山UNIT】
2019年3月7日(木)、「ONEPIXCEL Respect Tour 2019~勉強させていただきます~」がファイナルを迎えた。2015年9月の結成以来、ダンスと歌唱力ともにハイクオリティーのパフォーマンスが高い評価を獲得してきた3人。今回グループ初の東名阪ツアーでは大阪・阿倍野、愛知・名古屋、東京・代官山と3都市3公演をまわった。

開場を前に強い雨が降り出す悪天候の中、会場付近には開始2時間前から入場を待ちわびるファンが長蛇の列を作った。会場がオープンするとライブ開始を待ちきれないファンが続々と入場。ツアーファイナルという独特の雰囲気の中、無人のステージを前に早くも熱気が会場を包んでいった。

19時。開場時からファンが待ち望んでいた瞬間が訪れる。会場を包んでいたBGM が一気に音量を上げた後、一瞬にして静寂に包まれると、ONEPIXCEL の3人がステージに登場した。ボルテージが一気に高まる会場を前に2nd シングル「Sparkle」でライブがスタート。色鮮やかな光線が舞う中でキレキレのパフォーマンスを終えると、会場からは大喝采。会場の熱を全身で受け止めた鹿沼が、「ついにやって参りました…。ツアーファイナルです!」とあいさつすると、大きな拍手が送られた。

メジャーデビュー1周年となる特別な夜に止まらない拍手と歓声。東京女子流のライブ終了後、再びステージに立った3 人は「Girls Don’t Cry」を披露。フロアからは「おめでとう!」と祝福の声が飛び、熱の高まりに合わせるように3人のパフォーマンスにも熱が入っていく。ステージをところ狭しと舞い躍る中、鹿沼の「ツアーファイナル盛り上がって行くよ!」との呼びかけで、さらに会場はヒートアップ。MC では傳が「皆さんと素敵な時間を過ごしたい」とあいさつ。田辺も「今日のライブをしっかりと目に焼き付けて楽しんでいってください」と語りかけた。メジャーデビュー曲「LAGRIMA」ら数曲を聴かせると、田辺の「攻めている曲なので、歌詞や振り付けに注目してください」との紹介の後に新曲「Final Call」(5 月22 日発売)を熱唱。各メンバーのダンスのこだわりポイントの紹介に客席も大盛り上がりとなった。

そしてツアーはクライマックスへと向かっていく。ラストとなった12 曲目の「Take Off」を歌い終え、東京女子流とのトークタイム終了後、鹿沼の「ここで重大発表があります!」とのかけ声とともに特大のサプライズが明らかになった。ONEPIXCEL 初となる全国ワンマンツアー「ONEPIXCEL So So So Hot!!! Tour2019」(9 公演)を開催することを発表。フロアは驚きで一瞬静まり帰った後、地鳴りのような興奮に包まれた。傳は「東名阪ツアーで勉強したことを持ち帰って、夏のツアーで発揮できるようにしたい」とさらなる成長を誓った。

15 年9 月に結成され、この日メジャーデビューから1年を迎えたONEPIXCEL。終演後も収まらないフロアの興奮はONEPIXCEL が歩んで来た3年半の歩みと成長を表しているようだった。東名阪ツアーを終えて、鹿沼は「力不足も感じたけど、それが次への活力となった」と表情を輝かせた。次の舞台は全国ツアー。どんな型にもはまらない唯一無二のアーティストを目指す3人の歩みはまだまだ止まらない。

【3/3:名古屋Heartland】
名古屋公演では「大人っぽさ、セクシーさ、かわいさの多様な表現力を勉強したい!」とChuning Candy をリスペクトゲストに迎え、高音域が混ざり合うキュートな歌声と、高身長を活かした7 人の可愛い振り付けに「口角が上がりっぱなしで、ニヤニヤしながら観ていた」と自身もすっかり魅了されたことを告白する鹿沼。傳は「(会場のファンの)みんなの目がハートになっていた」と嫉妬の様子を隠し切れない一面も。“『かわいい』の中にある『かっこよさ』”をChuning Candy から学んだようだ。

アンコールのトークコーナーではONEPIXCEL からChuning Candy へ「沖縄から上京し、7 人で共同生活を送っている中で役割分担があるのか」と質問。「(料理も掃除も)自分たちのことは自分でやる」との返事に、田辺は「弟子入りをさせてください」と志願。パフォーマンス以外にも学ぶことが多かった。

 

【3/4:大阪・阿倍野ROCKTOWN】
大阪公演では、傳が「小さい頃から憧れ。ダンスも歌も神さまレベル」と称えるシンガーソングライターの當山みれいをリスペクトゲストに迎え、圧倒的な声量で想いを伝えるパワフルな歌声、そしてレベルの高いダンスパフォーマンスで会場を魅了した。ONEPIXCEL は當山が作るライブの世界観に感動し、ライブ前にも関わらず溢れ出す涙を止めることができなかった。

トークコーナーで鹿沼は「歌う時に心掛けていることは」と質問。當山は「歌詞を全力で伝えようと思っている。
歌詞を一つずつ思い浮かべながら、そのとき、そのときのことを当てはめながら歌っている。恋愛ソングの時は、イケメン俳優を思い浮かべることもある」と真面目な回答の中にも笑いを誘った。最後に「ONEPIXCEL も人の心を動かすパフォーマンスを目指していくので期待していてください」と決意表明をし、大阪公演は幕を閉じた。

  

(2019/03/07)

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