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EVENT REPORT

イベントレポート

上白石萌歌 『劇場版ポケットモンスター ココ』アフレコイベントに登場!

映画23作目となる『劇場版ポケットモンスター ココ』のアフレコイベントが都内スタジオにて行われ、本作でゲスト声優を務める上白石萌歌が登場しました!
 
今作では森を舞台に、ポケモンに育てられた少年・ココと、ココを育てたポケモン・ザルードの親子愛を描いた絆の物語。上白石は少年・ココの声優を務めます。
 
この日のイベントでは、上白石のほか、ザルード役の中村勘九郎さん、ゼッド役の山寺宏一さん、カレン役の中川翔子さんとともにアフレコに挑みました。
公開アフレコでトップバッターを飾った上白石は、はじめにサトシとピクチュウにポケモンの言葉で話すシーンを収録することに。緊張した面持ちでマイクの前に立ち、警戒しながらもコミュニケーションを取ろうとするココになりきりました。中村勘九郎さん演じるザルードとの言い合い会話シーンでは、ポケモンか人間かという自分の出自に葛藤するココの気持ちを力強く表現。無事に全てのアフレコを終えると、ホッとしたような表情で笑みを見せました。

アフレコの様子を見ていた矢嶋哲生監督は、上白石について「ココを演じるにあたって、すごく苦労されていた印象でした。でもどんどんココが入ってきて、最後の方はココとして演じられていたので、すごいなと思って聞いていました」と感想を述べられると、上白石は「今回の男の子もそうですけど、自分とかけ離れた存在でも演じられるというのはアニメーションの特徴のひとつですよね。音響監督の三間さんが『女の子は頭で怒るけど、男の子は腹で怒る』と仰っていたのが印象的でした。お腹に力が入るように重心を下げて、膝を曲げて、ココのようにいつでも動けるような体勢で、声を吹き込むように意識しました。男の子の声に聞こえるといいなと思っています」と役作りについて明かしました。

自身のポケモンにまつわるエピソードを聞かれると、「(オファーをいただいたときに)ポケモンに育てられた少年の役と聞いて、自分のことだって思いました。私もポケモンに育てられたと言っても過言ではないくらい、ずっと傍にいてくれたのはポケモンでした」と深い思い入れがある様子で、「小学校1年生から3年生までメキシコで生活していたんですけど、ポケモンは海を越えて通じる共通言語のようなもので、現地の子と対戦して遊んだ思い出があります。ポケモンの存在の大きさを実感しましたし、自分自身がその映画の一員になってお届けできるというのは感慨深い気持ちです」と想いを明かしました。

そして、本作の「君に伝えたい。」というキャッチコピーにちなみ、ぜひ伝えたい”ココ”だけのマル秘情報の話題に。上白石は「部屋が綺麗そうと思われがちなんですが、実は散らかっていて全然片付けられないんです(笑)」と暴露し、共演者の笑いを誘いました。

『劇場版ポケットモンスター ココ』は、12月25日(金)より全国ロードショーです。
ぜひご注目ください!

(2020/11/28)

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