大塚千弘 映画『レディ・トゥ・レディ』舞台挨拶に登壇!
いよいよ公開がスタートした映画『レディ・トゥ・レディ』の舞台挨拶が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、本作で主演を務める大塚千弘が、W主演の内田慈さん、藤澤浩和監督とともに登壇しました!
本作は、平凡な主婦である鈴木真子と、売れない独身女優の城島一華のふたりが、高校生の時以来、競技ダンスで女性同士のカップルとして参戦することにー。過酷な練習の日々を送りながらも競技ダンスへの情熱が高まり挑んだ大会では、女性ペアの是非を問う議論が巻き起こりー。日々を生きる大人たちへ贈る、笑いと興奮のダンス・エンターテインメントです。
本作の撮影前に1か月半くらいのダンス練習期間があり、「ジャズダンスやワルツなどは、なんとなく踊ったことはありましたが、競技ダンスはこんなにもハードなものなのかと感じました」とハードな練習期間だったようで、「ヒールを履いて相手を支えるのは体力と筋力が必要で、毎日耐えていましたが、血豆ができるし、知らない間に体重が4キロくらい落ちていました!毎日2時間、全集中で練習していたので良いダイエットになりました!」と当時を振り返りました。
自身のキャラクターを演じるにあたって、「専業主婦である母を見て、そこからいろいろと盗みました。母はよくサンバイザーを被って、日焼け止め用のアームカバーをつけて自転車に乗っていたので、衣装合わせのときに、それを監督に提案させていただきました!」と役作りについて明かしました。
撮影中で印象的なエピソードを聞かれると、大会のシーンを挙げ、「本物のダンサーの方にエキストラで参加していただいて、私たちも煌びやかに着飾って、入場場面から演じました。今までの1か月半の練習のことを思い出して想いが溢れてしまって、一回目のワルツを踊るシーンで、ふたりで目を合わせて泣いてしまって…そういうシーンじゃないので、監督に『ここは泣くシーンじゃないので!』と冷静に言われました(笑)」と感極まったことを明かし、「頑張ったふたりの気持ちが通じ合いながら踊れたことが、とても印象的でした」と劇中同様に2人の息がぴったり合ったシーンだったことを語りました。
最後に、「この作品を撮影したのは2年前ですが、コロナ禍の暗いニュースが多い中で、この作品は今公開すべきだなと感じました。この作品を観て、元気をもらったり何かに挑戦してみようと思っていただけたら嬉しいです」と話しつつ、「この映画はスポ根ですね!ちょっと年上の青春ストーリーなので、この映画を観て、皆さんも気分転換していただいて、素敵な時間を過ごしてください。面白かったら、ぜひSNSなどで拡散していただけると嬉しいです!」とアピールし、舞台挨拶を締めくくりました。
映画『レディ・トゥ・レディ』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開中です。
ぜひ劇場でご覧ください!
(2020/12/13)