瀬奈じゅん ミュージカル『ラ・マンチャの男』製作発表記者会見に登壇!
2019年9月7日(土)より上演スタートとなるミュージカル『ラ・マンチャの男』製作発表記者会見が、6月13日(木)に都内会場にて行われ、本作に出演する瀬奈じゅんが登壇しました!
本作は、日本初演から50年を迎え、昭和・平成、そして令和へと時代を駆け抜ける歴史ある傑作ミュージカル。
最初の登場人物である作者・セルバンテスが、劇中劇として田舎の老人アロンソ・キハーナと、キハーナが創り出した人物ドン・キホーテを演じるという三重構造で展開される物語。
瀬奈は、ドン・キホーテが想い姫と慕うアルドンザ役を演じます。
この日の会見では、瀬奈のほか、松本白鸚さん、駒田一さん、宮川浩さん、松原凜子さん、上條恒彦さんが登壇。
瀬奈は、前回2015年に上演された本作を観客として観劇したようで、「終演後はあまりの感動に涙が止まらず、震えて立ち上がれないという感動を体験しました」と当時の衝撃を振り返り、今回の出演にあたっては「とても幸せな気持ちと、やらねばという意気込みの両方が入り混じって、複雑な気持ちです。あの時に感じた感動を皆様にお届けできるよう、魂を込めてアルドンザ役を演じたいと思います」と決意を口にしました。
そして、本作が50年にわたって愛されてきた理由について、「その時の感情や体調、置かれた状況によって、感じ方が変わってきて、何回観ても新しい発見がある作品だなと感じました」と自身が観劇した際の想いを語りつつ、「それに加えて、白鸚さんが毎回新しい発見をしようとされていて…英語の翻訳をご覧になって、本当にこれはこういう意味なんだろうかとブラッシュアップされていると伺いました。だからこそ、50年続き、愛される作品になったんだろうなと感じています」と語り、白鸚さんの取り組まれる姿に感銘を受けたことを明かしました。
また、幼少期の出来事として、「祖父の家に飾ってあった、ピカソが描いた『ドン・キホーテ』の絵が大好きで、長時間眺めていました。滑稽で明るいんだけど、哀愁があって、ただすごく前向きな絵でした。子どもの頃はなぜ惹かれるのか分からなかったんですが、“見果てぬ夢”だったのだと、観劇して気付きました。大好きだったあの絵の世界に自分が入れるチャンスがあると思ったら、とても幸せな気持ちです」と作品との思いがけない接点を明かしました。
アントニア役の松原凛子さんが、オーディションで歌を披露した際、白鸚さんに「ブラボー!」と拍手を送られたというエピソードを明かすと、瀬奈も同様に「ブラボー!」を言われたようで、「(松原さんの話を聞いて、)私だけじゃなかったんだという嫉妬の気持ちがあります!嘘ですが(笑)」と話すと、会場は笑いに包まれました。別の歌も披露した後に、「よろしくね!」と白鸚さんに声を掛けていただいたようで、「そのお言葉が合格なのかどうか分かりませんでしたが、その時間だけでもアルドンザの歌を歌って、その世界に浸れたこと、白鸚さんと心を交わせたことは、とても幸せでした。その時感じたことはずっと忘れずにいたいと思います」と当時を思い返し、笑顔を見せました。
9月7日(土)の大阪公演を皮切りに、10月4日(金)からは帝国劇場にて上演となります!
ぜひご注目ください!!
<公演スケジュール>
■大阪公演:2019年9月7日(土)~9月12日(木)/フェスティバルホール
■宮城公演:2019年9月21日(土)~9月23日(月)/東京エレクトロンホール宮城
■愛知公演:2019年9月27日(金)~9月29日(日)/愛知県芸術劇場大ホール
■東京公演:2019年10月4日(金)~10月27日(日)/帝国劇場
(2019/06/13)