斉藤由貴 映画『最初の晩餐』完成披露上映会に登壇!
映画『最初の晩餐』の完成披露上映会が、9月15日(日)に新宿ピカデリーにて行われ、本作に出演する斉藤由貴が登壇しました!
構想7年の年月を経て完成した本作は、常盤司郎監督による渾身の作品。
父の通夜で、突然仕出し屋をキャンセルし、目玉焼きをはじめ父の思い出のレシピを次々とふるまう母。父との時間が蘇り、家族も知らなかった秘密が浮き彫りになっていき―。家族がもう一度“家族になる瞬間”を、通夜から葬式にかけてたった一日で紡がれていきます。
斉藤は、一家の母・東アキコ役を演じています。
この日の舞台挨拶では、斉藤のほか、主演の染谷将太さん、戸田恵梨香さん、永瀬正敏さん、そしてメガホンを取った常盤司郎監督が登壇。
温かい拍手で迎えられ、斉藤は「監督の気持ちを考えると感無量というか…自分のことより、そのことにドキドキしています」と緊張の面持ちを見せました。作品については、「空気感が繊細で、切なくて美しい映画です」と感想を述べ、「今日家族がまた集まり、撮影の時の切ない気持ちが思い出されました」とコメントしました。
一番撮影シーンが多かったという斉藤は、とくに家族でお味噌汁を飲むシーンが印象的だったようで、「今ここにはいない、子どもたちの幼い頃を演じた子役さんたちが、子どもなりにお味噌汁についてせめぎ合うシーンが好きです。日本的で、そこはかとなくて、いじらしい愛らしい空気が漂っていました」と語りつつ、さらに「染谷さんと、染谷さんの子ども時代を演じた役者さんと、監督と…3人がそれぞれ似てるんですよ。時系列を見ているようで、この映画の一つのポイントだと思います」と撮影エピソードを明かしました。
また、劇中では料理が大事な要素ということで、それぞれの思い出の味を紹介することに。
4人兄弟だったという斉藤は、「兄弟と両親の家族みんなでお出掛けすることが多かったんですが、父と母は朝早くに起きて、おにぎりを握ってくれるんです。母のおにぎりはふんわり柔らかいんですけど、父のおにぎりは固くて几帳面な三角で…『これはお母さんのだ!』『これはお父さんに違いない!』と言いながらみんなで食べたことを思い出します」と幼少時代の家族団らんの思い出を振り返りました。
映画『最初の晩餐』は、11月1日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開です!
ぜひご注目ください!!
(2019/09/15)