上白石萌音 「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」取材会に登壇!
9月21日(土)より開幕する、横浜美術館開館30周年記念となる、「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」の取材会が行われ、本展で音声ガイドナビゲーターを務める上白石萌音が登壇しました!
本展では、パリのセーヌ川沿いに建つオランジュリー美術館に所蔵される、印象派とエコール・ド・パリの作品群で、ルノワール、マティス、ピカソ、モディリアーニらによる名作146点の中から約70点が来日しました。
上白石は、念願だったという音声ガイドに初挑戦!ピアニストの福間洸太朗さんによる当時のパリの名曲を奏でたピアノ演奏をBGMに、ナビゲートを務めています。
この日は、スペシャルライブとして、音声ガイドにBGMとして収録されているエリック・サティ作曲の「ジュ・トゥ・ヴ」を、福間さんのピアノ演奏に合わせてフランス語で歌唱披露!伸びやかな歌声が会場に響き渡りました。
歌唱を終えた上白石は、「緊張しました!初めてフランス語で歌うのと、当時と同じ年代のピアノがあって…何と言っても福間さんの演奏があり、先ほど初めてお会いして合わせたばかりなので、ド緊張でした」とホッとした様子で笑顔を見せると、「福間さんには、音楽的な指導もフランス語の指導もしていただいて、何とか披露できました。開放的な空間の中で歌うことができて幸せです」と感想を述べました。
福間さんも、「私も少し緊張していましたが、上白石さんが良い表情で前を向いていらしたので、全力でサポートしたいと思いました。この曲は若いカップルの情景が思い浮かびますが、それをよく表現してくださいました。フランス語もばっちりでした!」と世界的ピアニストからのお墨付きをもらうと、「良かった!!」と照れながらも嬉しそうな表情を見せました。
上白石にとって初めの音声ガイドナビゲーターということで、感想を聞かれると、「美術館が大好きで、音声ガイドはひとつの夢だったので、叶えていただいて嬉しいです」とコメントしつつ、「大好きな画家ばかりで、すごく好きな時代ですし、一度観てみたい作品ばかりでした。そうした作品を、私の声でご案内させていただけるということで、楽しみながらも心を込めて読ませていただきました」と語りました。実際に音声ガイドを聞いてみて、「素敵な作品と音楽が、とても融合していると思います。(収録に向けては)福間さんの演奏を流し、画を観ながら練習していました」と練習法を明かしました。
また、品作品のひとつで、ルノワールの最高傑作<ピアノを弾く少女たち>を一足先に観たという上白石は、「この画を目の前にして立った瞬間に、全身に鳥肌が立ちました」と第一印象を明かすと、「以前、妹とピアニストの役をやったことがありまして、その時にこの画を観てインスピレーションをもらっていたので、『あぁ、ようやく会えた』という気持ちです」と感慨深い様子でした。
本展は、2019年9月21日(土)~2020年1月13日(月・祝)の期間、横浜美術館にて開催中です。
ぜひ会場までお越しください!!
(2019/09/21)