井上音生・生田智子 ミュージカル「魔女の宅急便」取材会&公開ゲネプロに登場!
いよいよ3月25日に開幕するミュージカル「魔女の宅急便」の取材会&公開ゲネプロが、新国立劇場にて行われ、本作で主人公・キキを演じる井上音生とコキリ役の生田智子が共演者とともに登壇しました。
本作は、児童文学作家・角野栄子さんの児童書が原作で、1989年には宮崎駿監督がアニメーション映画化し大ヒットを記録。世界中で愛される不朽の名作です。
13歳になった魔女の少女・キキは、古くからの慣習にならい、相棒である黒猫のジジとともに親元を離れ新しい町コリコで暮らすことに―。様々な困難にぶつかりながらも、町で出会う人々との交流を通して大人へと成長していく物語。
井上音生は主人公のキキを、生田智子はキキの母・コキリを演じます。
いよいよ初日を迎えるにあたり、井上は「まだ実感は湧かないのですが、緊張しすぎると歌に響いてしまうので、深呼吸して、楽しむということを忘れないようにしていきたいです」と初ミュージカルに向けての心構えを語りました。そんな井上が演じるキキの母・コキリを演じる生田は「やっと明日初日を迎えます。こういうご時世ですが、みんなで協力し合って誰ひとり欠けることなく初日を迎えることができて嬉しく思います。(井上と那須さん)ふたりの頑張りを早くみなさんに観ていただきたいです」と本番を前にした今の心境を明かしました。
今作がミュージカル初挑戦となる井上は、「演出家の岸本功喜さんからは『歌だと思って歌わずに、キキの心情だと思って気持ちよく楽しく歌ってください』とアドバイスをいただきました。緊張せずに堂々と歌い切りたいです!」と意気込みました。
トンボ役の那須さんの印象を聞かれると、「頼れるお兄さんという感じです」と良いチームワークができていることを明かし、那須さんも井上について「16歳ということですが、同い年かそれ以上という安定感があって、意志をしっかり持っているなと思いました」とお互いの印象を語りました。
そして、井上と那須さんについて、生田は「最初にお会いしたときは、落ち着いている雰囲気のふたりだなと思いましたが、本読みの時にめちゃくちゃ可愛くてキュンキュンしました!キュンキュンシーンのページには、ハートマークをつけてしまうくらいでした。忘れかけていた気持ちを思い出させてくれるフレッシュなふたりで愛くるしいです。娘のキキと将来の息子ですから(笑)家族になったような気持ちでいます」とベタ惚れの様子でした。
キキの衣装を身に纏った井上は、「私はこの大きなリボンが気に入っているので、みなさんに見てもらいたいです!友達からは天真爛漫なところがキキと似ているねと言ってもらいました」と周囲からの反響を明かし、「友達が観に来てくれることが、元気の源になっています」と笑顔を見せました。
井上自身が上京して1年になりますが、ちょうど1年の修行期間を過ごすキキと重なる部分があるようで、「このお稽古が始まってから得られるものが大きいです。今のキキと重なるところがあって、とても演じやすいです」と自身の状況と重ね合わせ、役と向き合っている様子でした。
最後に、井上は「『魔女の宅急便』は13歳の少女が成長してく物語なので、毎公演、私も成長していけたらと思います。初ミュージカルという1度しかない経験を大切にしていきたいです。宜しくお願いします!」とメッセージを送り会見を締めくくりました。
是非劇場でご覧ください!
<公演情報>
・2021年3月25日(木)~28日(日)新国立劇場 中劇場
・2021年4月10日(土)~11日(日)愛知県芸術劇場 大ホール
・2021年4月15日(木)~18日(日)メルパルクホール大阪
(2021/03/24)