上白石萌音 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」取材会に登場!
2021年度後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の取材会がリモートで行われ、本作でヒロインのひとりを演じる上白石萌音が登場しました!
本作は、朝ドラ史上初となる3人のヒロインが織りなす100年ファミリストーリー。
祖母・安子(やすこ) / 母・るい / 娘・ひなたの3人はラジオで英語を聴き続けることで、それぞれの夢への扉を開いていくオリジナル作品です。上白石萌音は戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった一代目のヒロイン橘安子(たちばな やすこ)を演じます。
取材に応じた上白石は、「参加したくてたまらなかった作品にようやくクランクインすることができて、今は本当に毎日現場に行くのが嬉しくて仕方ない日々を過ごしております」と想いを語り、「『カムカムエヴリバディ』のタイトルに相応しく、皆さんが『おいで!おいで!楽しんでいこう!』というように、太陽のような明るさを持ったチームで、撮影の初日から既に2週間くらいご一緒しているような気持ちになるほどファミリー感が溢れています。そんな中で安子として伸び伸びとお芝居をさせていただいております」とスタッフの皆さんへ感謝を伝え、挨拶をしました。
安子を演じることへの楽しさや魅力について「愛情たっぷりに育てられたすごく幸せなでピュアな女の子です」と魅力を伝え、「それを助長する岡山弁も柔らかく、話しているだけで安子に近づいている気がします」と舞台である岡山についても語りつつ、「これから安子は、時代の波にのまれながら、ひとりの人間として変わっていく局面を迎えますが、純粋さやひたむきさはずっと持ち続けて成長していけたらと思います」と今後の展望についても明かしました。
本作はラジオ英語講座がきっかけで成長していく物語ということで、自身も英検2級を取得し、英語のお仕事にも挑戦していることから、役柄に共感する部分も多いようで、「今の時点では、安子は英語と出会ったばかりで、何を言っているのかさっぱり分からないながらも、ラジオから流れてくる素敵な言葉を一生懸命勉強している段階で…私も歌を覚えるように真似っこしながら勉強していたなと、初心を思い出しながら演じているところです。安子も英語がちょっとずつ上達していくので、その過程を一緒になぞりながら丁寧に演じたいと思います」と役へ向き合う姿勢を示しました。
また、大正・昭和時代における英語について、「この時代からラジオ英語講座があったことに驚きました。どの時代でも学びたい気持ちや、外と繋がりたいという気持ちがあるんだなと改めて感じます。この作品を観ている方にとって、英語を学習したいと思うきっかけになれたら嬉しいです」と想いを明かしました。
また、朝ドラ初出演という事もあり、現場の雰囲気について「皆さんが朝ドラをいかに愛しているかを、ひしひしと感じます。脚本も素晴らしいですし、感動を届けようという熱意にとても感動していて…私も熱くなりながら演じています。すごくお芝居がしやすい環境を作ってくださって、一番に心が動くことを考えてくださるとても贅沢な現場です」と喜びを噛みしめました。
今回は史上初の3人ヒロインという事もあり、二代目・三代目のヒロインを演じられる深津絵里さん/川栄李奈さんへのバトンパスについても「背筋が伸びますね!」と笑顔になりながらも、「親子三代物語でもあるので、役柄としても通じることはあるでしょうし、安子が発した言葉が、娘であるるいさんに繋がっていくところもあると思うので、一つ一つ丁寧に尽くすことかなって思っています」と同時に「現場の雰囲気はクランクインする前からすごく良いので、『あたためて渡さなきゃ!』というプレッシャーは全くなく、とにかく大事に安子を生ききることが一番いいバトンパスにつながると信じています」とお二方、作品に対しての愛を表現していました。
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は、2021年度後期、NHK総合にて月曜~土曜8:00~放送です。
上白石萌音の朝ドラ初出演を、是非お楽しみに!
(2021/4/13)