昆夏美・今井清隆・朝夏まなとが出演する、ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング」～あの頃の僕たち～の公開ゲネプロが5月16日（金）に新国立劇場 中劇場にて行われました。

本作は、今もなおブロードウェイに君臨する作詞作曲家のスティーブン・ソンドハイムが、1981年にブロードウェイにて初演を行い、今年で40周年を迎える歴史あるミュージカルで、日本では8年ぶりの上演となります。

物語はブロードウェイのバックステージを舞台に、そこでの人間模様が描かれます。
平方元基さん演じる＜フランク＞は、名もなき作曲家からハリウッドのプロデューサーへと転身し、大成功をおさめ、多忙を極めます。
そんな彼は、下積み時代に親しかったウエンツ瑛士さん演じる＜チャーリー＞や笹本玲奈さん演じる＜メアリー＞と会う時間もなくなってしまいます。
波乱万丈な人生を送り、名声、富、成功を手にすることはできたフランクでしたが、3人の関係性は様変わりし、時を経てそのことを思い返します。
フランクからの目線で、一体なぜ“こうなってしまった”のかを辿る、逆再生の物語となっています。

この物語の中で、昆夏美は、フランクと永遠の愛を誓った元妻＜ベス＞、今井清隆は、ブロードウェイのプロデューサー＜ジョー＞を、朝夏まなとは、フランクの後の人生を大きく変えた女優＜ガッシー＞を演じています。

3名より、以下のコメントが寄せられています。

【昆夏美コメント】
この作品は現在から過去に逆再生で物語が進んでいくというテイストですので、どう演じるか、お客様にどう見て頂けるのか、今からワクワクしています。自分が演じるベスは1幕と2幕で同じ曲を違う環境で歌い分けるので、表現の変化も研究し、皆様にお届けしたいです。

【今井清隆コメント】
スティーヴン・ソンドハイムが作曲した作品というのは、長年俳優をやっておりますが初めてで、非常に難解ですが味のある、彼の曲を歌えることを幸せに思います。 今勢いに乗っている若手俳優の方々が沢山出演されます。私もそこにいていいんでしょうかと不安になりますが、迷惑かけないように稽古していきたいと思います（笑） 　皆様と劇場でお会いできるのを楽しみにしています。

【朝夏まなとコメント】
今回私が演じるのは、初挑戦といってもいいぐらい大人の女性です。女優の役も初めてとなりますので ワクワクドキドキしております。素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と、素晴らしい舞台を作りたいです。 いろんな初めてとの出会いで、また新しい魅力を出せるように頑張ります。元気にお会いできるの楽しみにしております！

人生を『逆再生』で描く全く新しいミュージカル！
5月17日（月）より公演が始まっております。

是非、劇場でご覧ください！

＜公演スケジュール＞
【東京】会場：新国立劇場 中劇場
2021年5月17日（月）～5月31日（月）
【愛知】会場：愛知県芸術劇場 大ホール
2021年6月4日（金）～5日（土）
【大阪】会場：梅田芸術劇場 メインホール
2021年6月11日（金）～12日（土）