8月6日（金）に公開初日を迎えた映画『キネマの神様』の公開記念舞台挨拶が新宿ピカデリーにて行われ、本作に出演する宮本信子が、菅田将暉さん、野田洋次郎さん、北川景子さん、山田洋次監督とともに登壇しました。

本作は、松竹映画100周年を記念し、日本映画界の巨匠・山田洋次監督がメガホンを取り、原田マハさんの原作小説「キネマの神様」をオリジナル映画へと昇華させた作品です。

若き日の主人公・ゴウ（沢田研二さん）は、映画監督になることを夢見ていました。初監督作品『キネマの神様』の撮影がスタートしたものの、撮影初日に転落事故で大怪我をし、映画は幻となってしまいます―。約50年の時を経て、ゴウの孫・勇太（前田旺志郎さん）によって、再び夢や青春を取り戻していきます。過去と現在を交差して描かれる男の人生。愛と友情・家族の物語です。
宮本は、現代パートで夫・ゴウを辛抱強く支える妻・円山淑子を演じています。

宮本は冒頭に、「無事に今日（8/5）を迎えることが出来て、とても嬉しいです。ありがとうございます」と挨拶。

先行上映を観た方から『宮本さんと沢田研二さんとのやり取りに涙した』という方がとても多いという話を受け、宮本から見た淑子とゴウの夫婦について「ゴウちゃんは本当にどうしようもない男ですが、淑子にとっては生涯愛することが出来る人に巡り合えたことが、幸せだと思います」と、コメントしつつ「沢田さんとの共演は幸せでした」と回顧し、感慨深い表情を浮かべました。

そして、山田組に参加できたことへの感謝の気持ちを込めて作曲したと、野田さんから制作の経緯が明かされた、本作の主題歌「うたかた歌」
初めて楽曲を聴いた感想を聞かれた宮本は、「ピュアで、清々しいなと。淑子ちゃんに対するラブソングのようにも聴こえますし、そして、菅田さんと野田さんが一緒に歌っているので、テラシンとゴウの大きな愛を感じました」と語りました。

映画『キネマの神様』は、大ヒット公開中です。
是非、映画館でご覧ください！

（2021/08/05）