上白石萌音「yattokosa」Tour2021 ファイナル!
約4年ぶりの全国ツアー、上白石萌音「yattokosa」Tour2021が7月21日(水)にツアー最終日を迎えました!
ライヴレポートをお届けいたします。
約4年ぶりの全国ツアー、上白石萌音「yattokosa」Tour2021を廻っていた上白石萌音。7月21日、東京・ガーデンシアターにて開催された東京公演にてツアー最終日を迎えた。前回のツアー以降、ミニアルバム「i」とフルアルバム「note」を発売し、6月23日にはカバーアルバム「あの歌-1-」と「あの歌-2-」を2枚同時リリースしたばかり。作品のリリースを重ねるたびツアーの開催を強く望んでいたが、昨年もオンラインでしか実現できていない状況だった。そんな中、新型コロナウイルス感染予防対策を行い、まさに“やっとこさ”開催できることとなったツアーだ。
ライヴは「こんな時代だからこそ、明るく進んでいけるエネルギーを持ったこの曲を歌いたかった」と語っていた「世界中の誰よりきっと」でスタート。初めてライヴに行った邦楽アーティストだと語るスターダスト☆レビューの楽曲「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」、昔お遊戯会で踊った思い出の曲「年下の男の子」や、最新オリジナルフルアルバムに収録されている「夜明けをくちずさめたら」や「From The Seeds」、2016年歌手デビュー時にカバーし話題となった「なんでもないや」など、これまでの活動の中から多岐に渡る選曲で集大成となるパフォーマンスを届けた。
またライヴ中盤、会場ごとに日替わり曲として違う曲をパフォーマンスしていたのだが、東京公演ではスペシャルゲストとして大橋トリオが登場。上白石が大橋の楽曲に参加した「ミルクとシュガー duet with 上白石萌音」と、自身の大橋トリオ提供曲である「Little Birds」を共にサプライズ披露した。自分のライヴにゲストで誰かを招くことが初めてで、その初めてのゲストが10代の頃から大ファンだという大橋トリオだということを「最初にしてものすごい人をお呼びしてしまった」と恐縮しながらも、一緒に歌える喜びを噛みしめるステージとなった。
ライヴはアンコール含め全19曲を披露。ライヴ最後にはツアーで「久しぶりにカメラではなくお客様の顔を、皆さんの目をみながら歌って、歌を聴きながら楽しそうにされている顔を見ることができて本当に幸せです。歌ってきてよかったなと思いますし、歌が好きになってよかったと本当に思います。」とライヴを有観客で開催できた喜びを語り、「この我慢ばかりの日々の中で、少しでも心の解放ができますように、癒しになれますように、これからも精進して良い歌を届けられたらと思います。本当に本当に本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます。」とファンに向けて感謝の思いを伝えた。
また今回のツアーはコロナ禍での開催となり、残念ながら参加出来なかった方も多く、日本に限らず世界中からのたくさんのリクエストを受けたことから、この東京公演を急遽オンラインライヴとして全世界配信することも決定した。オンラインでは厳選したダイジェストを、約60分に凝縮して配信する。