11月14日にスタートするミュージカル「マイ・フェア・レディ」の記者会見が、11月13日（土）に帝国劇場にて行われ、本作で主演を務める朝夏まなとが、共演者のみなさんとともに登壇しました！

本作は、1963年、日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルとしても記録に残り、それから半世紀以上もの間、心躍る珠玉の名曲の数々とともに日本ミュージカル史に燦然と輝いてきました。日本初演から50周年を迎えた2013年には、翻訳・訳詞・演出を手掛けるG2を迎え、登場人物たちの生き生きとした情感がより際立つ作品として再誕生しました。
朝夏は2018年に神田沙也加さんとともに初めて主演を務め、時代を超えて愛される不朽の名作を見事に演じ切りました。
そして今回は、2009年以来12年ぶりに、《ミュージカルの殿堂》帝国劇場にて上演されます。

物語の舞台はロンドン。下町の花売り娘・イライザが、言語学者・ヒギンザ教授のレッスンで見違えるように麗しい貴婦人に変貌を遂げて社交界デビューを飾るが、イライザは、教授にとって自身が研究対象にしか見られないことに悩み、彼のもとを去ってしまうー。
朝夏は、ダブルキャストの神田沙也加さんとともに、貧しい花売り娘のイライザを演じます。そして、今井清隆は、娘を愛しつつも迷惑ばかりかけてしまうイライザの父、アルフレッド・ドゥーリトルを演じます。

2021年夏に上演していた「王家の紋章」以来、3ヵ月ぶりに帝国劇場に登場した朝夏は、「先々月まで、この帝国劇場でエジプトの世界にいましたが、今はすっかりイギリスの世界となったステージに立たせていただけるのがとても幸せです。帝国劇場のクラシカルな雰囲気にぴったりの中、お客様にお届けできるのがとても楽しみです！」と心待ちにしている様子を見せました。

また、「マイ・フェア・レディ」は、年をまたいでツアーが行われることもあり、来年を見据え今年一年を漢字一文字で表すことに！
朝夏は、「今年何度もPCR検査をしたので、パッと思いついたのが…“唾”でした(笑)。ですが、締めくくりにはまずいと思っていたなかで思いついたのは、協力の“協”です。出演者もスタッフも公演をやり遂げるために協力して、お客様にも感染対策にご協力していただいたので、“協”です」と発表しました。

そして、3年ぶりにイライザを演じるにあたって、朝夏は「演出家のG2さんがイライザとヒギンズ教授の愛にフューチャーして描きたいという思いもございまして、3年前よりふたりの関係性が機密に繊細に描かれていると思いますので、3年前に観た方も初めて観る方も注目していただければと思います」と、注目ポイントを明かしました。

最後に「いよいよ始まると、ワクワクしています。（会見を）見ていただいた通り、カンパニーは元気で仲良しです！ぜひ両チーム観ていただければと思います。宜しくお願いいたします！」と、意気込みを語り、締めくくりました。

ぜひ、この冬はイギリス（帝国劇場）にお越しください！

【公演スケジュール】
2021年11月14日（日）～2021年11月28日（日）／東京・帝国劇場

2021年12月4日（土）～2022年1月28日（金）
全国8都市（埼玉・岩手・北海道・山形・静岡・愛知・大阪・福岡）

（2021/11/13）