3月18日公開となる映画『KAPPEI カッペイ』の公開直前イベントがTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、本作に出演する上白石萌歌が、伊藤英明さん、西川貴教さん、平野隆監督とともに登壇しました！

原作は、「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる漫画家・若杉公徳さんによる同名ギャク漫画。
“人類は滅亡する”というノストラダムスの予言を信じ、終末の世に備え、幼い頃から人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた、終末の戦士たち。しかし、世界滅亡の時は訪れず、活躍の場を与えられなかった戦士たちは、突如解散を告げられることに。そんな彼らが流れ着いた東京で初めて知る、恋心、友情…など、様々な感情に翻弄される、奇想天外な青春物語です。

上白石は、本作の主人公・勝平(伊藤英明さん)の初恋相手、女子大生・山瀬ハルを演じます。

先月16日に行われた、完成披露試写会は“男祭り”だったということもあり、本作のイベントに初登壇した上白石は、「まさかこんなに男臭く、泥臭い映画で(笑)、女性限定のイベントが開催できるとは思っていなかったので嬉しいです！」と、喜びを語り「本作は、コメディ要素もありますが、純粋で真っ直ぐな愛のお話でもあります」とアピールしました。

撮影現場で笑いを堪えるのが大変だったという上白石は、「クランクインから3日間は、“笑いを押し殺してお芝居をすることってこんなにしんどいんだ”と、思いながら過ごしていました。伊藤さんの格好にも慣れなかったですし、どこを見ても何かがおかしくて(笑)」と、振り返り「(伊藤さんの役衣装パネルを指差し)私の中で、これが伊藤さんのデフォルトになってしまったので、今日のスーツ姿の伊藤さんに違和感があると言いますか(笑)、役衣装で伊藤さんのイメージが固まってしまったので、新鮮な気持ちですね」とコメント。

また、オファーの話を聞いたとき上白石は、キャラクターの相関図が気になったということで「伊藤さん(勝平役)と小澤さん(英雄役)から、私にハートが向いていて“この愛をどう受け止めたらいいか”ということから、この作品が面白くなりそうという予感はしていたので、私は真面目に真っ直ぐお芝居をしようと挑みました」と、当時の心境を明かしました。

本会見では、ももいろクローバーZさんとのコラボレーションで主題歌を担当する西川貴教さんがスペシャルゲストとして駆け付け、物語にちなんだ質問に対してクロストークが展開されました。

『筋肉男子か文化系男子か、どちらがいいか』という質問に上白石は、「断然、文化系男子です」と、どちらかと言うと筋肉男子の伊藤さんと西川さんを前に迷わず回答し、会場を笑わせました。「本を読んだり、美術館に行ったりすることが好きなので、共有したいなという気持ちがあります」と、答える上白石に、伊藤さんは「僕、文化系ですよね？」とボケつつ、会場から笑いを誘う一幕も。

上白石演じるハルは、作中で多くのキャラクターに一目惚れされることもあり、『一目惚れをするか、友達から恋が始まるか』という質問に上白石は、「一目惚れタイプ」と回答。「友達は友達としか見られないというか、（一目惚れは）会った瞬間に分かる」と、自身の恋愛観を明かしました。すると、伊藤さんから、「男女に友達関係はあるんですか？　僕はないと思っていて」と投げかけられた上白石は、「ない派ですか？　私はあると思っていて」と言い切り、トークを展開しました。

イベント後のフォトセッションでは、終末の戦士に因み、ふんどし姿の筋肉男子が登場し、上白石、伊藤さん西川さんと共に写真に収まりました。

映画『KAPPEI カッペイ』は、3月18日公開です！

（2022/03/06）