シルビア・グラブ ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」取材会&ゲネプロに登壇!
2020年コロナ禍により、開幕目前に公演延期となったミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」が、4月7日より開幕しました!
4月7日開演前に行われた囲み取材に、シルビア・グラブが共演者の皆さんとともに登壇しました!
「キャッツ」や「オペラ座の怪人」を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、「エビータ」「ライオンキング」などの作詞を手掛けたティム・ライスが、学生時代にタッグを組み、生み出した原点ともいえるミュージカルです。イギリス・ウェストエンドで上演された際も好評を博し、1982年のトニー賞にもノミネートされています。
「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」は、旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフの人生が全編多彩な楽曲で綴られます。数奇な運命を辿るジョセフの人生に相応しく、ロック、バラード、シャンソン、カントリー、ロカビリー…と、様々なジャンルの楽曲が演奏されます。
現代のある家。眠れない子供たちの前に突然不思議な女性=ナレーター(Wキャスト:平野綾さん/シルビア)が現れ、子供たちを聖書の物語へ誘います。
カナンの地に住むジョセフ(薮宏太さん)は、兄弟の中で父・ジェイコブ(村井國夫さん)が愛する一番のお気に入り。ジョセフは、ある日、父からカラフルなコートを授けられるも、残る11人の兄弟から妬まれ、奴隷としてエジプトに売り払われ、投獄されるなど、災難続き。そんなジョセフが、”夢を読み解く”能力を生かし、エジプト国王を仕える立場になったある日、かつて自分を売り飛ばした兄弟たちがジョセフの目の前に現れて…。
シルビアは、物語の進行を歌で導いていくナレーターを演じます。
取材会でシルビアは、「ここに立っていることが夢のようです。一昨年は最終稽古を終えて、『次は劇場で会おうね!』と、言って会えなかった皆さんに再び衣裳を着たうえで舞台上に立てることが嬉しいです!」と、2年越しの開幕に笑顔を見せました。平野さんが出演する初日公演(4/7)では、「最高の一日を迎えられるように、客席からエネルギーを送りたいです」と意気込みました。
また、シルビア演じるナレーターは、全編楽曲で紡いでいきます。自身の役柄について、「年齢も性別も関係なく、誰もが出来る役であると思うので、一人ひとりが個性を出していけば変わっていくと思います」と、明かし「彩ちゃんと私は年齢も風貌も違うので、(Wキャストは)この作品のおもしろさでもあると思います」と、互いに信頼している様子を見せました。
平野さんとシルビアは、『ジョセフ』と同じく、全編歌で構成されているミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演経験がありますが、そんなシルビアにとっても本作への出演は挑戦的だったようで、「他のミュージカルとは違って、全曲スタイルが違うので大変です。音域もとても広いので、数々のミュージカルをやってきた方でも、チャレンジな役どころになると思います」と、話しました。
ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」は、東京公演を皮切りに、愛知、大阪にて公演予定です!
(2022/04/08)