長澤まさみ 映画『シン・ウルトラマン』完成報告会に登壇!
公開が目前に迫る映画『シン・ウルトラマン』の完成報告会が5月2日に都内にて行われ、本作に出演する長澤まさみが、斎藤工さん、西島秀俊さん、樋口真嗣監督とともに登壇しました!
本作は、「ウルトラマン」の企画・発想の原点に立ち返り、未だ誰も見たことのない“ウルトラマン”が初めて降着した世界を描く空想特撮映画。企画・脚本を庵野秀明さん、監督を樋口真嗣さんが務めます。
舞台は、巨大不明生物の存在が日常となった日本。
通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、【禍威獣特設対策室】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立し、任務に当たっていた。
禍威獣の危機が迫る中、大気圏外から突如あらわれた銀色の巨人。
田村君男(西島秀俊さん)が班長を務める禍特対には、巨人対策のために分析官・浅見弘子が新たに配属され、神永新二(斎藤工さん)とバディを組むことに。浅見による報告書に書かれていたのは…【ウルトラマン(仮称)、正体不明】。
長澤は、禍特対に途中加入し、神永新二とバディを組む分析官・浅見弘子を演じます。
黒衣装に身を包み、ウルトラマンのイメージカラーである“赤色”のロングブーツを差し色としたコーディネートで登壇した長澤は「『いつ公開するの?』と、友達から聞かれていたので、やっと皆さんにお届けできる日が来たと思うと、とても嬉しいです」と、想いを語りました。
まず始めに、出演オファーをいただき、初めて庵野さんの脚本を読んだときの感想を聞かれた長澤は、「どんな映画になるんだろうと想像がつかなかったです」と、率直な感想を述べ「ただ、キャラクターの筋が通っていたので、自分が担当する役を全うしようという気持ちになりました。出来上がったものを観て、『こうなるんだ…。』というシーンがたくさんありました」と、振り返りました。
撮影中、演者自身がカメラを回しながら演技をしていたというエピソードが語られると長澤は、「演技をしながら、(カメラ)回していたので難しかったですよね」と、斎藤さんと顔を見合わせました。また、撮影スタッフの間で、長澤の撮影が上手だと評判だったとのこと。長澤は「本当ですか?」と驚きながらも「皆さんの言葉を信じて撮影したから良いものが撮れたんだと思います」と、制作スタッフ陣に厚い信頼を寄せている様子を見せました。
コロナ禍の影響による公開延期を経て、ついに完成した本作。キャスト陣も、会見前に本編を鑑賞したとのことで、興奮冷めやらぬ長澤は、「禍特対が活躍している中で、チームワークと言いますか、一人ひとりの感情が活き活きと描かれています。そういった部分がウルトラマンと寄り添い合っていて、人間ドラマとして感動するものがありました」と話し、「実際に今も高揚していて、一回観ただけでは処理することが出来ませんでした。『早く映画館に観に行きたい!』という気持ちになれたのは初めてかもしれないです」と、作品への想い入れを明かしました。
そして、話題はお互いの印象に移り、長澤は自身のバディ・神永新二を演じる斎藤工さんについて「静かに現場を見守ってくださっています。ウルトラマンのような存在で、とても頼もしいです」と、コメント。
また、西島さんについては、「禍特対の中でもそうですが、私たち俳優陣の中でも班長という存在です。チームの空気感が、(作品に)移るんだよ。ということを、率先して教えてくださった、素晴らしい先輩だと思っています」と、笑顔で語りました。
最後に映画を楽しみにしている皆さんに向けて長澤は、「禍特対の絆や、立ち向かう姿に勇気づけられて、パワーをもらえると思います。ウルトラマンという存在が何者なのか、映画館でお楽しみいただきたいと思います」と、力強くメッセージを送りました。
映画『シン・ウルトラマン』は、5月13日公開です!
(2022/05/02)