朝夏まなと 一路真輝 ミュージカル「モダン・ミリー」製作会見に登壇!
9月7日より開幕となるミュージカル「モダン・ミリー」の製作会見が都内にて行われ、本作で主演を務める朝夏まなと、出演の一路真輝が、中河内雅貴さん、実咲凜音さん、廣瀬友祐さん、保坂知寿さん、演出・翻訳を担当された小林香さんとともに登壇しました!
本作は、同名映画を原作とし、ブロードウェイ版は2002年にトニー賞作品賞ほか5部門を受賞して大ヒットとなりました。
朝夏は、主人公:ミリー・ディルモント、一路はミリーたちが宿泊するホテルの女主人:ミセス・ミアーズを演じます!
主人公:ミリーは、モダンガールに憧れ、田舎町から大都会ニューヨークへ!
下宿先で偶然の出会いがあったり、世界的歌手のパーティーへ参加したりと新しい生活を楽しんでいた。そんなある日、同じ下宿先にいたドロシー(実咲凜音さん)が行方不明に。下宿先の主人:ミセスが、下宿にきた身寄りのない女性を誘拐していると知ったミリーたちは、ドロシー救出作戦を決行することに。
2年前の4月、新型コロナウイルスの影響で開幕直前に中止となってしまった「モダン・ミリー」。
稽古を終えて、やっと劇場に入れるというタイミングで制作がストップしたとのことで、朝夏は「やるせない気持ちと切ない気持ち、そして、どこか仕方ないと思う気持ちもあり、救いようのない想いでいっぱいでした」と、当時のことを振り返りました。また、一路は「コロナ禍になって初めての休館という経験でしたので、あの時のショックはとてもダメージが残っております」と、当時の心境を話しました。
改めて上演できることになり、朝夏は、「2年の間、色々な作品に携わってきたので、本作に挑戦するにあたって、自分自身がより成長出来ていたらいいなと思います」と力を込め、「2年前は必死に役作りしていたこともあり、なかなか腑に落ちない部分もありました。今回は、そういった部分をしっかりと作り上げていきたいと思います」と、役作りについて、熱い想いを明かしました。
一路が演じるミセスは、ハッピーミュージカルと謳われている「モダン・ミリー」に登場するキャラクターの中で、唯一の悪役ということで、「皆さん、癖のある役ではあると思いますが、私の役はハッピーミュージカルの中で、悪い癖があります(笑)。観た方に、“観なきゃよかった”と思われないように、役柄の中で何かひとつでも皆さまの心に良いものを残せるように、癖のある役を演じさせていただきます」と、自身の役どころを語り「2年経っても忘れられないくらい素晴らしいミュージカルとなっていますので、ひとりでも多くの方に観ていただきたいです」とアピールしました。
そして、イチオシのシーンを聞かれた朝夏は、「ひとつを挙げるのは難しいですが、『モダン・ミリー』の魅力のひとつであるタップシーンです。なかなかそういったミュージカルがないので、大人数でタップを踏むシーンは、観ていてスカッとすると思います」と魅力を伝え、一路は「どこを切り取っても面白い作品となっております。上演前に“客席で声を出さないで”というアナウンスが無く、皆様が心の底から笑っていただける日がくることを祈ります」と、呼びかけました。
最後に朝夏は、「色々な想いが詰まった『モダン・ミリー』2022年度版ですが、どんな反応をいただけるのか未知な部分もありますので、劇場でお客様と共有して、一緒につくり上げていきたいと思います」と語り、続けて「9月にはこのようなご時世が落ち着いて、皆さんが気楽に劇場にお越しいただける時期になっていることを心から願っています」と、メッセージを送りました。
ミュージカル「モダン・ミリー」は、9月7日より、日比谷・シアタークリエにて上演が始まります!
2年越しの上演にぜひご期待ください!
(2022/05/10)