瀬奈じゅん 舞台「黄昏」公開ゲネプロ&取材会に登壇!
6月4日のプレビュー公演を皮切りに、全国巡演が行われる舞台「黄昏」の公開ゲネプロ&取材会が都内で行われ、本作に出演する瀬奈じゅんが、高橋惠子さん、松村雄基さん、石橋徹郎さん、林蓮音さん(Jr.SP/ジャニーズJr.)、石田圭祐さんと共に登壇。公演にかける意気込みを語りました!
本作はアーネスト・トンプソンによる戯曲で、美しい湖畔を舞台に、円熟の老夫婦とその家族のひと夏の心の交流を、穏やかでやさしい時間の流れと共に描いた傑作です。文学座の鵜山仁さんによる新演出で2018年に初めて上演し、 2020年に高橋さん主演で再演。盛況のうちに幕を閉じた本作が今夏、全国各地で再々演を迎えます。ほぼ同じ顔ぶれでの上演となる今回、瀬奈は前回に引き続き、高橋さん演じるエセルの娘、チェルシー役を演じます。
ゲネプロでは、父親のノーマンとのぎくしゃくした関係に悩みながら、新たな一歩を踏み出していこうとするチェルシーの葛藤や、家族への愛情を表現した瀬奈。「久しぶりに、この皆さんとご一緒できる喜びにあふれております。蓮音くんが加わって、また新しい家族になったと思っています」としみじみと語り、「観に来てくださったお客様に、家族っていいなと思っていただけるような、そして今の自分には一番なにが大切なのかと考えていただけるような時間になるように(務めたい)。そして何よりも、エンタテインメントのひとつとしてとにかく楽しんでいただけるよう、精一杯に務めて参りたいと思います」と決意表明しました。
また瀬奈は、公演に向けて「プレッシャーはまったくありません」と笑顔で切り出し、「なぜなら、皆さんがなんとか助けてくれるだろうという思いがあるので」と周囲を見渡しながら、チームへの信頼感を吐露。チェルシーのパートナー、ビルを演じる松村さんは劇中である場面しか出演していないにも関わらず、瀬奈と会話する中では「雄基さん、一場面しか出ていなかったでしたっけ!?」と言われたそう。瀬奈は「松村さんの存在感が大きすぎて!」と釈明して2人で破顔するなど息ぴったりの様子を見せ、「この6人で、こうして舞台の上に立てることがとても楽しく、皆さんに対しての信頼感しかないので、自分自身も成長していきたいと思いますし、お客様と一緒に楽しみたいと思っています」と期待を寄せていました。
コロナ禍で改めて人のつながりの尊さが再確認される中、誰にでも訪れる老いと、あたたかな“家族の絆”をつづる舞台「黄昏」。東京公演は6月21日(火)〜26日(日)紀伊國屋ホールにて開催。大阪・兵庫・金沢・愛知・長野でも公演が行われます。
(2022/6/3)