7月29日に公開する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』七夕願いごとイベントが7月6日に八芳園にて開催され、本作に出演する福本莉子が、ダブル主演の道枝駿佑さんとともに登壇しました！
　
本作は、前向性健忘という毎日記憶と経験がリセットされてしまう女子高校生・日野真織（ひのまおり）と、彼女を献身的に支えつつ自身にも大きな秘密をもつ道枝駿佑さん演じる主人公・神谷透（かみやとおる）が織り成す、嘘の告白から始まる切ないラブストーリーです。
福本は、ヒロインの日野真織を演じます。
　
七夕の装飾が施された庭園から、紺色の浴衣姿で登場した福本は「今日はこの作品の初めてのイベントになるので、これからどんどんと盛り上げていきたいです」と意気込みを見せました。
　
本作について「三木監督や道枝さんとは2度目の作品になるので、心強い皆さんとご一緒できることが嬉しかったです」と出演が決まった時の心境を明かしつつ、「『良い作品にするぞ！』という監督やスタッフさんの気合を感じ、その期待に応えられるようベストを尽くしました。私にとって代表作になるといいなと思います」と期待を寄せました。
 　
2度目の共演となる道枝さんについて、「まっすぐで誰にでも優しい方です。原作を読んで、透くんは道枝さんそっくりだと思いましたし、違和感がなくすっと入ってきました」と当時の印象について語りました。
三木監督からは同級生の役なので敬語は無しと言われていたようで、「道枝さんは律儀に敬語を使ってくださっていて、撮影中もずっと変わらず敬語で…。撮影終盤に『そう言えばずっと敬語だよね』と聞いたら、『今からタメ口にします』と仰っていました。もう終わるのにな…と思っていました（笑）」と和やかなエピソードを披露しました。
　
毎日記憶がリセットしてしまう自身が演じる真織の役作りについて聞かれ、「真織は毎晩日記を書いて、朝その日記を読み返してから学校に行くのですが、実際に私もやってみないと真織の気持ちが分からないと思ったので、『私目線の日記』と『真織を演じていて感じたことを書く日記』の2つを書くことを習慣にしていました」と明かしました。
　
“記憶”がテーマの映画にちなみ、忘れられない記憶は何かという話題に。福本は、「『東宝シンデレラ』オーディションで、『グランプリです』と言われた時です。人生が180度変わった瞬間でした。当時は喜びよりも、驚きとこの先どうなるのだろうという不安が大きかったです」と6年前のターニングポイントについて回顧しました。
　
イベント翌日の7月7日は“七夕”ということで、願いを込めた短冊を披露。福本は『映画の初日を大阪で迎えたい』という願いを短冊に込めました。その真意として、「私たち二人とも大阪出身なので、初日は大阪で迎えたいです。周りの大人の方々にも届くといいなと思います（笑）」とお茶目に懇願していました。
　
最後に、「まだ私も完成した映画を観れていませんが、皆さんと同じくらい楽しみです。絶対に素敵な作品になっていると思いますので、是非楽しみに待っていてください！」とメッセージを送り締めくくりました。
　
映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、7月29日全国公開です。
是非ご注目ください！

（2022/7/6）