全国公開中の映画『金の国 水の国』の公開記念舞台挨拶が丸の内ピカデリーにて開催され、声優を務める浜辺美波が、共演する賀来賢人さん、渡邉こと乃監督とともに登壇しました。
　
本作は、「このマンガがすごい！」で史上初2作連続1位を獲得した作家・岩本ナオさんの同名コミックをアニメーション映画化した作品です。
裕福な国“金の国”の王女・サーラ（浜辺美波）と、貧しい国“水の国”の建築士・ナランバヤル（賀来賢人さん）は、100年断絶している敵国の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じていくうちに、やがて2人は恋に落ちていき―。
浜辺は、金の国の王女〈サーラ〉の声を担当しています。
　
ステージに登壇した浜辺は「昨日からようやく公開されました本作から、温かな輪が広がりその輪が私たちにも届いています。そのためとても温かな気持ちで本日のイベントに登壇させていただいております。皆様に少しでもこの作品を楽しんでもらえるようにお話しできればと思います」と挨拶しました。
　
昨日から公開がスタートしたことについて「原作を初めて読んだ際に、私も一読者として劇場版となった本作を早く観たいなと思っていました。アフレコの時に、何年も前から映画の制作は始まっていたと聞いていたので、こうして無事に公開されたことを嬉しく思います」と喜びを語りました。
　
本作で、偽の夫婦を演じたことにちなみ、夫婦であり続けるために重要なことについて聞かれた浜辺は、「夫婦になったことがないので、分からないのですが・・・」とコメントに困っていると、賀来さんから「浜辺さんのご両親はどうだった？」と聞かれ、「夫婦2人で会話をする時間が大事なのかなと思います。我が家では、親と子供の間の距離感が良い意味で保たれていて、両親は夫婦2人でのコミュニケーションも重要視していたように思います」とコメントしました。
　
共演する木村昴さん、沢城みゆきさん、神谷浩史さんよりボイスメッセージが届くと「1～2分のボイスメッセージにも関わらずメッセージの内容が完成度が高くて、この短い時間で3名から学ばせていただきました」と感嘆して笑顔を見せました。
　
最後に「人の気持ちは伝染するものだと考えております。キャラクターの優しさや人を想う温かさが、観てくださったお客さんに伝わればいいなと思います。そのお客さんからご友人の方に優しさが繋がり、そのような輪が広がることを願っております。素晴らしい映画になったと感じておりますので、本作が一人でも多くの方に伝わるように私も尽力していきます！」と作品への思いを話し、舞台挨拶を締め括りました。
　
映画『金の国 水の国』は全国公開中です。
是非劇場でご覧ください！

（2023/1/28）