上白石萌音 ミュージカル「ジェーン・エア」囲み取材に登壇!
3月11日に開幕するミュージカル「ジェーン・エア」の囲み取材が、東京芸術劇場プレイハウスにて行われ、本作に出演する上白石萌音が、Wキャストの屋比久知奈さん、井上芳雄さんとともに登壇しました。
本作は、世界的演出家のジョン・ケアード氏が自ら脚本を手掛け、1996年にカナダで初演、以降もブロードウェイでロングラン上演された不朽の名作です。日本では2009年、2012年と上演されましたが、今回は新演出版として11年ぶりに上演されます。
物語の舞台は、1800年代ビクトリア朝のイギリス。孤児のジェーン・エアは、ローウッド学院で出会ったかけがえのない友・ヘレンと出会うも、彼女は病気で亡くなってしまう。やがて成長して大人になったジェーンは、エドワード・フェアファックス・ロチェスターの被後見人・アデールの家庭教師となる。ジェーンは、主人のロチェスターに共通する何かを感じていた。この出会いが自分の人生を大きく変えていくことに。そして、この屋敷には夜になると女性の幽霊が現れ―。
上白石は、<ジェーン・エア>と<ヘレン・バーンズ>の2役をWキャストで演じます。
囲み取材に登場した上白石は、「明日がいよいよ初日ですが…信じられない心持ちです」と心境を明かしつつ、「すごく緻密にお稽古を積み重ねてきました。観ていてとても素敵な作品だと感じますし、早くお客さんにもご覧いただきたい気持ちでいっぱいです!」と期待を寄せました。
屋比久さんとはWキャストでジェーンとヘレンの二役をスイッチしながら演じるということで、「ここまで来られたのは屋比久さんのおかげです。稽古場でもたくさん話し合って励まし合って、多分に褒め合いながら、心身ともに一緒になってやってきた感覚があります。屋比久さんから学ぶことが多くて、同じ役をできていることは生涯の宝だなと思います」と切磋琢磨しながら稽古を重ねてきたことを明かしつつ、屋比久さんについて「アスリート気質です。笑みを絶やさずにストイックに己を磨きあげている姿を横で見ていて、こんなすごい方がいるんだなと刺激をもらいました。本当に大好きな人です」とリスペクトを口にしました。
一方、屋比久さんから見た上白石の印象について、「常に地に足がついていて、周りを穏やかにする空気感があります。それがこの作品の中のジェーンとヘレンにも現れていて、なんて素敵な人なんだろうと思いながら私も刺激をもらっています」と明かされると照れ笑いを見せていました。
また、相手役の<ロチェスター>を演じる井上さんは、「(上白石と屋比久さんは)ミュージカル史上一番仲の良いWキャストです(笑)ふたりは共鳴し合っていて、入る隙がないくらい二人で一つになって稽古をしています」と稽古場での様子を伝えると、ふたりは顔を見合わせて笑顔を見せていました。
ミュージカル「ジェーン・エア」は3月11日より東京芸術劇場プレイハウスにて開幕します。
是非劇場でご覧ください!
<公演概要>
2023年3月11日(土)~4月2日(日)/東京芸術劇場プレイハウス ※4月1日(土)・2日(日)ライブ配信
2023年4月7日(金)~13日(木)/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
(2023/3/10)