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EVENT REPORT

イベントレポート

上白石萌音 特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」取材会に登壇!

6月16日から東京国立博物館 平成館にて開催される特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」の取材会が行われ、音声ガイドナビゲーターを務める上白石萌音が登壇しました。

本展では、「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあて、メキシコ国内とアメリカ以外で初めて公開されるマヤの「赤の女王(レイナ・ロハ)」の墓の出土品をはじめ、メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件が、近年の発掘調査の成果を交えて紹介されています。

ステージに登場した上白石は、冒頭で「こんにちは、そして、ようこそ上白石萌音です。本日はどうぞよろしくお願いいたします」とスペイン語と日本語で挨拶し、会場を和ませました。

一足先に展示を見た感想について問われると、「わくわくしたり畏れのような気持ちを抱いたり、フッと頬が緩むような瞬間があったり、精密な技術に驚いたりと、色々な気持ちになって充実した楽しい時間を過させていただきました。大昔の文明の品々なのに、その向こうに暮らしや作った人の存在を感じる瞬間があり、現代との繋がりを感じられました」と笑顔で応えました。

特に印象に残った展示については、「どれも表情がとっても愛らしく、描かれている人形の表情や体勢が絶妙でシュールなところに、メキシコの愛嬌を感じる瞬間がたくさんありました。小さい装飾品から大きい像までとても丁寧に装飾が施されており、神や自然への畏れや祈りの切実さがどれほどのものだったのかが滲み出ているような気がしました」と古代メキシコに思いを馳せました。
そして、一番圧倒されたものとして「赤の女王のマスク」を挙げ、「展示されている部屋に差し掛かった時は、何とも言えない気持ちになりました。学芸員さんのお話によると、
『今回の機会を逃すと見ることができないくらい貴重なもの』ということですので、ぜひ足を運んで、目で見て感じていただきたいです」と熱くコメントしました。

過去にメキシコに3年間住んでいたため、今回展示されている品々にどこか懐かしさを感じるという上白石。メキシコでの思い出について問われると、「最初に思い出すのはピラミッドです。何度も父に連れられ汗をかきながら頂上まで登りました。社会科の教師である父に歴史を教わりながら、ピラミッドに登る度に歴史に触れていたことを思い出します」と話し、本展にも自身が登ったことのあるピラミッドが展示されていることに触れながら思い出を振り返りました。

また、音声ガイドの依頼が来た時の心境として、「とても嬉しく、メキシコへの恩返しにもなればとお受けいたしました。日本とメキシコを少しでも繋ぐことが出来たらいいなと思い挑みました」と熱く語り、実際に収録をしてみて、「楽しみながら撮らせていただきました。メキシコに住んでいたとはいえ知らないことが沢山あり、勉強になることばかりで、友達に知識をひけらかしているところです(笑)」と冗談を交えながら感想を伝えました。

古代メキシコではあらゆるものに司る神様に祈りをささげていたということを踏まえ、自身が祈りをささげて叶えて欲しいお願い事は何かという質問に。上白石は「長期のお休みをもらって、両親と妹と4人でメキシコへ里帰りをしたいというのが念願です。いろんなところにお願いをしようかなと、お祈りしようと思います」と夢を語りつつ、「この古代メキシコ展を見て、里帰りへのモチベーションがさらに上がりました!」と第二の故郷への熱い思いを明かしました。

最後に「貴重な品がたくさんあるので、お子様から大人まで皆さん楽しんでいただけると思います。これから夏休みもやってくるので、壮大な歴史に触れわくわくしていただきたいです。そして興味が湧いたらぜひ、メキシコにも訪れていただきたいと思います。もし良かったら音声ガイドもレンタルしてほしいです!」とメッセージを送り締め括りました。

特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」は6月16日より開催されます。
ぜひ足を運んでみてください!

<開催概要>
開催期間:2023年6月16日(金)~9月3日(日)
会場:東京国立博物館 平成館

(2023/06/15)

 

 

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