公開中の映画『こん、こん。』の公開記念舞台挨拶が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催され、本作に出演する遠藤久美子が、共演した遠藤健慎さん、塩田みうさん、栄信さん、中山晴華さん、龍真さん、橋本和太琉さん、そしてメガホンを取った横尾初喜監督とともに登壇しました。

本作は、合理的な性格の堀内賢星（遠藤健慎さん）と豪快な七瀬宇海（塩田みうさん）という対極的なふたりのラブストーリーです。長崎県を舞台に描かれる本作は、長崎を拠点に日々活躍するスタッフ陣が集まり制作され、リアルに等身大に長崎を切り取って描かれています。

ステージに登壇した遠藤は、台本の感想を聞かれ、「長崎出身の監督が、長崎を切り取った映画をつくるという話を聞いていたので、台本を出来上がった段階で、いよいよこのプロジェクトがスタートするんだなと感慨深い気持ちでした」と当時の心境を語りました。

遠藤との共演シーンがあった、市川博一役の栄信さんの印象について、遠藤は「それまで普通に話されいたのに、リハーサルに入ったらすごく景色に溶け込まれていて。それを見たら変な汗が出てきてしまうくらい素晴らしかったです」と圧倒されたエピソードを語りつつ、「役者として学ばせていただけることがたくさんありました。ご一緒できて嬉しかったです」と感謝を口にしました。

最後に、「主人である監督が、健慎さん塩田さんと違う作品でご一緒したときに、『すごく良い俳優さんがいるんだ。いつか二人が主演の映画を撮りたい』と話していたことを思い出しました。本当にこの映画は二人のお力があり、そして監督や集まってくださった皆さんの想いがひとつになって出来た作品だと感じています。この作品がもっと広まるよう、お友達やお知り合いに伝えて頂けたら嬉しいです」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくりました。

映画『こん、こん。』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開です。
是非劇場でご覧ください！

（2023/9/30）