2020年5月より開幕するミュージカル「ミス・サイゴン」の製作発表記者会見が、2月26日に都内会場にて行われ、本作に出演する昆夏美が共演者とともに登壇しました！

本作は、1992年の日本初演以来、通算上演回数が1463回を記録した不朽のミュージカルで、今年４年ぶりに帝国劇場で上演されます。
物語の舞台は、ベトナム戦争陥落間近のサイゴン。エンジニアが経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人の少女・キムと米兵・クリスの2人が辿るドラマティックな愛を、全て歌で表現した超大作です。
昆夏美はヒロイン・キム役を演じ、その他に東宝芸能からは、藤岡義樹・蘆川晶祥・江崎里紗が出演します。

この日の会見では、それぞれキャラクターをイメージした衣装で登場。冒頭では、プリンシパルとアンサンブルキャストの総勢６２名が、『火がついたサイゴン』を歌唱披露！圧倒的な迫力に、会場に集まったオーディエンスからは大きな拍手が送られました。

冒頭の挨拶で、2016年公演時に声帯結節を患い、名古屋公演以外の全てを休演してしまったことを挙げ、「カンパニーの皆さんにはたくさんご迷惑をお掛けしてしまい、何よりも楽しみにしてくださっていたお客様に申し訳ないことしてしまいました」と当時のことを詫びつつ、「私自身、とても悔しい想いをしました。なので、今回こうして戻ってこられてとても嬉しく思っています。今年の『ミス・サイゴン』で、キムを一から創っていきたいと思っています」と本作に賭ける格別な想いを語りました。

『ミス・サイゴン』との出会いについて、「家族と観に行った時に、雷が落ちたみたいに席から立てなくなるくらいの衝撃を受けました」と鮮烈な印象を振り返り、「それ以来、いつか演じてみたいと思っていましたが、キムという役は遠い存在で…自分が演じたいと思うなんておこがましいと考えていました。でもミュージカルに携わっているからには、挑戦したい役でもありましたので、オーディションを受けて2014年に初めて出演させていただきました」とキム役を演じることになった経緯を明かしました。

その後、「ミス・サイゴン」のナンバーをメドレーで披露することに。昆は、『世界が終わる夜のように』『命をあげよう』などを歌唱！最後には、出演者全員で『アメリカン・ドリーム』を披露し、オーディエンスは早くも期待感が高まっている様子でした。

「ミス・サイゴン」は、2020年5月19日（火）よりプレビュー公演、23日（土）より本公演がスタートします！
ぜひお楽しみに！！

（2020/02/26）