警視庁による平成5年全国地域安全活動が10月11日～20日の期間に実施されることに伴い、ベルサール秋葉原で開催された「万世橋地域安全活動のつどい」に、黒沢ともよが万世橋1日警察署長として登壇しました。
　
この活動は、「守ろうよ わたしの好きな 街だから」をコンセプトに、各地で地域の防犯意識を高めるキャンペーン活動が行われます。
この日、黒沢は警察署長の制服姿でステージに登壇。1日警察署長を務めるにあたって委嘱状の交付が行われました。
　
「皆さん、こんにちは！もうちょっと大きな声出るかな？」と明るく挨拶し、冒頭から会場を盛り上げました。
警察官でもなかなか着用が叶わないという警察署長の制服を着用し、「さすがに身の引き締まる思いです。とても緊張しています」としながらも、「全国安全活動に沿った被害防止を皆さんと一緒に学んでいけたらと思います」と元気に意気込みを語りました。
　
声優としても広く活動している黒沢にとって、万世橋警察署管内である秋葉原は日頃からお世話になっている街ということで、「昨年、出演させていただいた『アキバ冥途戦争』というアニメをきっかけに、実際にアキバ文化やメイドさん文化に深く触れました。こんなにかっこよい世界なんだなと改めて感じました」と自身が体験した秋葉原のイメージを語りました。
　
また、警察官のイメージを問われると、黒沢は「お家を引っ越すときに、近くに交番があると安心するなと思っています。交番が近くにあることがお家選びの一つのポイントになっているくらい、安心感をあります！」と笑顔で応えていました。
　
そして、1日警察署長として防犯教室にも参加、気を付けて欲しい4つのポイントを紹介しました。
1つ目、子どもや女性の犯罪被害防止として、「Digi Police」というアプリを紹介。「声を出さずに周りに助けを求められたり、逆に大きな音で助けてくださいと伝えられる機能があるんです。是非今、ダウンロードしてください！」とアピールしました。
　
2つ目、お年寄りを特殊詐欺から守る秘訣として、千代田区で無料配布している「振り込め詐欺被害防止電話」について、「電話を取ったときに“録音していますよ”というアナウンスが流れるらしいんです！気を付けていてもなかなか防げることじゃないので、そういう機械に力を借りるのは素敵なことです」と訴求しました。
　
3つ目、闇バイトによる犯罪防止加担について、「許せないですよね！大人が子どもを犯罪者にさせてしまう。スマホを手に入れて嬉しいのは分かるけど…、大人になって思うのは、学生のときにしかできなかったこといっぱいあったな、土手をチャリで走っておけばよかったなと。闇バイトせずに青春を謳歌してほしいです」と若者へ強く呼び掛けました。また、闇バイトの指示役とのやり取りには通信履歴が消せるアプリが使われているということで、「そんなアプリがあるなら、告白とかに使っておけば良かったですね」とユーモアを交えながら紹介。「悪いことに使うのは本当に良くないです。証拠がなくなるので、捕まるのは自分だけなんですよ。駄目なやつだと思ったら、すぐに警察署に相談してください！」と強く訴えました。
　
4つ目、侵入犯罪被害防止として、最近発生したカードゲーム店の盗難を例に挙げ、「カードといっても、宝石並みにすごく高いカードもあるんです。警察の方とお店の方で連携していくしかないと思うので、是非訓練なさってください」とエールを送りました。
　
そして、街頭防犯活動として、黒沢は秋葉原の駅前でグッズの配布を行い、1日警察署長としてさらなる啓蒙活動を行いました。
　
（2023/10/3）