斉藤由貴 縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2023」授賞式に登壇!
縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2023」授賞式が都内会場にて行われ、グランプリ受賞者の新作映画で主演を務めることが決定している斉藤由貴が、審査員の池田エライザさん、藤井道人さん、しんのすけさんとともに登壇しました。
本映画祭は、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と東宝株式会社が、「縦型映画」という新たな映画の”カタチ”を通して、“映画”の可能性を広げ、世界に羽ばたく新たなクリエイターを支援することを目的とした映画祭です。3回目の開催となる今回は、約800の応募作品が投稿され、厳正なる審査の結果、“縦型だからこそ”の魅力で溢れたドラマ、コメディ、ホラーなど幅広いジャンル14点のファイナリスト作品が選出され、<グランプリ>には『反復横跳び少女』を制作した宮田和弥さんが輝きました。
宮田さんを含めて行われたトークセッションでは、縦型映画の魅力を聞かれ、斉藤は「実験的な試みがとても面白いです。スマホは多くの人が日常的に見ているものなので、敷居が高くないですよね。そんな中に実験的な要素がありつつ、新しい物語が詰まっている可能性があるというのがとても良い目の付け所だなと思います」と感想を語りました。
一方で、「演劇は誰かと誰かが対話するところから始まるので、人数が増えるほど横に広がっていくものですよね。それを縦にするのは想像できないし、演じるのも難しいと思います」と率直な想いを吐露しつつ、「だからこそ自分の発想力がものを言うのかなと思いました」と新たな挑戦に向かう心持ちを明かしました。
また、これから新作映画を手掛ける宮田さんに対して、「私は女優としてのキャリアを積んでしまっているので、そういう人間をこの新しいカタチで撮るのは、さぞ難しいだろうなと(笑)」と恐縮しながらも、「以前ある映画監督から、『監督は妥協と代替案の戦いだよ』と言われたことがあります。大変だろうけど頑張りましょうということをお伝えしたいです」と笑顔でエールを送りました。
そして、今回の映画祭で審査員を務められた池田エライザさんは、女優業の傍ら監督としても作品を手掛けられていることから、池田さんに撮られるとしたらどんな縦型映画に出演したいか聞かれた斉藤は、「池田さんのイメージはアートなんです。人間の泥臭さではなく、池田さんが思い描くアートな世界観を縦型で表現するとしたらどんな感じなのか見てみたいです」と想像を膨らませていました。
最後に、本映画祭の感想として、「この仕事に携わって時間が経ちますが、新しい可能性があるものに参加できることを光栄に思います。宮田さんというクリエーターの方から新しい刺激を受けて、こんな表現があるんだなということを学んでいきたいと強く感じました」とコメントし、トークセッションを締めくくりました。
グランプリを受賞した宮田和弥さんが、東宝サポートのもと制作される新作の短編作品に、斉藤由貴が主演を務めます。
是非お楽しみに!
(2023/10/11)