髙嶋政宏 舞台「中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~」製作発表記者会見に登壇!
2024年2月6日に開幕する舞台「中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~」の製作発表記者会見が都内会場にて開催され、本作に出演する髙嶋政宏が、主演の藤原竜也さん、市原隼人さん、浅香航大さん、尾上紫さん、今井朋彦さん、そして脚本を手掛ける源孝志さん、演出の蓬莱竜太さんとともに登壇しました。
本作は、江戸歌舞伎界の表舞台と舞台裏の両方を、連続した人間ドラマとして描く痛快エンターテインメント作品。歌舞伎の黄金期を迎えようとする江戸時代中期の芝居街・日本橋堺町を舞台に、厳しい階級制度の江戸歌舞伎界で、努力と才覚と不屈の精神で大スターへと駆け上がった、のちの初代・中村仲蔵の波乱万丈な人生を描く実話を基にした物語です。
髙嶋は、《四代目・市川團十郎》を演じます。
この日の会見では、キャスト全員が着物姿でステージに登場しました。
ロック好きな髙嶋は、ジョン・レノンさんが歌舞伎を観て涙を流したという話を聞いてから自身も歌舞伎が好きになったようで、「『義経千本桜』で、先代の市川猿之助さんの全ての仕掛けに引っかかって、それから歌舞伎の世界にのめり込んでいきました」と歌舞伎との出会いを回顧。昨年には、同じく「中村仲蔵」をベースにしたドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」(NHK)にも出演していて、「撮影が終わったときに本当に悲しくて。もっとこの世界に居られたら良かったと思っていたところで、舞台のお話をいただいて、『即やります!』とお返事しました。この場に立てて本当に嬉しいです」と感慨深い心境を語りました。
また、自身が演じる四代目・市川團十郎について、「僕が初めて本格的に時代劇に出演する際に、藤間流に入門して所作を習ったのですが、その時に人前で踊ったのが市川團十郎の歌舞伎十八番『助六』でした。すごく縁を感じています」と振り返りつつ、「子どもの頃から歌舞伎をやっているわけではないので、開き直りでぶつかっていきたいと思います」と意気込みを語りました。
さらに、中村仲蔵に共感できる部分を聞かれると、「デビューした頃は本当にド素人だったので、何もできないんだと周囲にバレてからは、ちょっと意地悪されたこともありましたね」と中村仲蔵と重ね合わせて、自身の苦い経験を明かしました。市川團十郎については、「昔から残っている文章や研究書に記述はありますが、誰も観たことがないので…僕としては、すごく良い感じなんだけど腹黒い部分とかシンパシーを感じます(笑)」と話し、会場の笑いを誘いました。
舞台「中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~」は、2024年2月6日に東京建物Brillia HALLにて開幕。以降、広島・名古屋・宮城・博多・大阪にて上演予定です。
是非劇場へお越しください!
<公演概要>
2024年2月6日(火)~2月25日(日)/東京建物Brillia HALL
2024年2月29日(木)~3月1日(金)/広島文化学園HBGホール
2024年3月7日(木)~3月10日(日)/御園座
2024年3月15日(金)~17日(日)/東京エレクトロンホール宮城
2024年3月22日(金)~24日(日)/キャナルシティ劇場
2024年3月27日(水)~3月31日(日)/SkyシアターMBS
(2023/11/8)