映画『サイレントラブ』が2024年1月26日公開となるのを記念して、東京タワーとのコラボレーションで「TOKYO TOWER Winter Fantasy RETROSPECTIVE ILLUMINATION 2023 点灯式」が行われ、本作に出演する浜辺美波が、主演の山田涼介さんとともに登壇しました。
　
本作は、『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督によるオリジナル脚本の物語。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼（山田さん）と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生・美夏（浜辺）が、静かに思いを紡いでいく切ないラブストーリーです。
　
東京タワーのキャラクターであるノッポン兄弟とともに登壇した浜辺は、「一足先にみなさんとクリスマスイルミネーションを点灯でき、そしてサンタさんの格好をしたノッポン兄弟ともご一緒し、いち早くサンタさんにも会うことができて、良い日になりそうです！」と笑顔で挨拶。
　
カウントダウンで山田さんと浜辺が一緒にスイッチを押して、高さ10mのミニチュア東京タワーとモミの木に飾られたLEDライトを点灯し、夜空を彩りました。点灯を終え、浜辺は「ミニチュアの東京タワーが可愛らしくて、キラキラと華やかですね。見に来たら本当に良い思い出になりそうですね！」と感想を語りました。
　
もうすぐクリスマスということで、今年のクリスマスの過ごし方を聞かれると、「お仕事をしているか…、皮膚科や病院がクリスマスの日は予約が空いていることが多いので、普段行けない分、病院に行くことが多いです」と自身のメンテナンスに充てていることを明かしました。また、実家に暮らしていた頃には「家族で『ホーム・アローン』を見ていました」とクリスマスの思い出を回顧しました。
　
そして、今回ふたりは初共演ということで、お互いの印象の話題に。山田さんは浜辺の印象について、「テレビで見ている視聴者の皆さんと同じで、現場で会うと『浜辺美波だ！』という感じでした。（作品柄）現場では静かに過ごしていましたが、取材などでご一緒すると、意外と元気な方なんだなと思いました」と語られました。
一方、浜辺は山田さんについて、「私もテレビで拝見していましたが、現場ではキラキラ感を消されるので凄いなと思いました。もっと『山田涼介です１』という感じかと思っていましたが、どこにいるか分からないくらいオーラを消されていて、プロだなと感心していました」と絶賛しつつ、「こうした場ではまたイメージ通りのキラキラで、イルミネーションに負けないくらい輝いていますね」と語りました。
　
本作では、不慮の事故で視力を失いながらも、ピアニストになるという夢を諦めずにもがいている音大生を演じる浜辺。「ピアノがひとつ大きなハードルでした。ピアノに触れたこともなく楽譜も読めなかったので、練習を重ねなければ…と思っていました」と大きな役作りだったことを明かしました。また、音大の非常勤講師を務める北村悠真役の野村周平さんについて、「切磋琢磨しながら『負けないぞ』という気持ちと、『2人で頑張ろう』という気持ちでピアノに向き合いました。ハードルを越えられたのは、野村さんのおかげもあったと思います」と感謝を口にしました。
　
最後に完成した映画について、浜辺は「心がフラットな状態で観に来てもメッセージ性がたくさんある映画になっています。イルミネーションで思い出を作った後に、是非カップルの方に足を運んでいただけたらと思います」とメッセージを送りつつ、「自分が出演しているところ以外のシーンが驚くことばかりでした、私も脚本で全貌が分かっていない状態で、内田監督はこうして全部を料理していただんだ！と驚きました。題名だけで見て観に来たら、驚かれる方も多いと思います」と見どころを語り、締めくくりました。
　
映画『サイレントラブ』は、2024年1月26日全国公開です。
是非お楽しみに！
　
（2023/12/3）