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EVENT REPORT

イベントレポート

司葉子 第43回日本アカデミー賞で会長功労賞を受賞!

第43回日本アカデミー賞の授賞式が3月6日に都内会場にて行われ、司葉子が会長功労賞を受賞しました!

会長功労賞は、永年に渡り多大なる貢献と顕著な実績をしるした映画人に対し与えられる賞です。
司は、1954年にデビューして以来、数々の名作の中で多様な女性を演じてきました。主演映画『紀ノ川』(66)では、その年の映画賞を独占。以降も、映画だけではなく、テレビ、舞台、司会業など活躍の場を広げました。

この日は艶やかな着物姿で登場し、受賞スピーチを披露しました。

<受賞スピーチ>
梅の花がちょうど花盛りですが、人間国宝である森口華弘さんに、この梅の着物を作っていただきました。いつか一番いい時に着たいと思っておりましたので、このお着物でレッドカーペットを歩けるのは嬉しいなと思っております。
私は、何も知らないながらも人の勧めでこの映画の世界に入りました。幸いにして、会社、製作者、演出家、相手役に恵まれまして、今日まで135本の映画、舞台は34本をおさめさせていただきました。今思えば、『もっと上手にできたんじゃないかな』とか、『あの作品だったら絶対主演賞をもらえたのに』と思ったこともございました。『紀ノ川』では女の一生をやらせていただきまして、その中で『紀ノ川は小さな川をのみ込んで、滔々と流れていく』という台詞が、私は大好きでございました。
この間、多くの皆様方に応援していただいて今日があるんだと思います。心より感謝の気持ちでいっぱいでございます。
今日はこのような大きな賞をいただけたこと、本当に嬉しく有難く思っております。


また、永年に渡り多大なる貢献と顕著な実績をしるした故人に対し与えられる会長特別賞も発表され、昨年、享年88で逝去した高島忠夫に本賞がおくられました。

(2020/03/06)

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