1月26日に全国公開となる映画『サイレントラブ』の公開直前イベントが、和洋九段女子中学校高等学校にて行われ、本作に出演する浜辺美波が、共演する山田涼介さんとともに登壇しました。
　
本作は、『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督によるオリジナル脚本の物語。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼（山田さん）と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生・美夏（浜辺）が、静かに思いを紡いでいく切ないラブストーリーです。
　
この日は、会場となった高校にふたりがサプライズで登場。絶叫に近い大歓声に迎えられながら、生徒たちの間の通路を通ってステージに登壇し、浜辺は「みなさんの高い熱量に負けないようにたくさんお話が出来たら嬉しいです」と笑顔を見せました。
　
高校時代の話題になると、浜辺は「学生時代ってずっと眠くないですか？」と問いかけ、生徒たちからも共感を得る中、「勉強は好きだったけれど、年齢的に本当に眠くて…。睡魔に抗えず、授業中に寝ちゃって先生に怒られていました」と当時を振り返り照れ笑い。それでも、朝5時に起きて学校の準備をしていたようで、「ちゃんと学校を卒業することを母と約束していたので、頑張っていました」とエピソードを明かしました。
　
さらに、学生時代の夢は何か聞かれると、石川県から上京してきた浜辺は「お母さんから応援し続けてもらえるよう、お仕事や活動が順調にいけばいいなと思っていました」と俳優として活躍すること夢にして励んでいたことを打ち明けました。
　
そして、作品の中で、目が不自由になってもピアニストになる夢をあきらめない美夏や、その夢を叶えたいと奮闘する蒼のように、夢に向かって一生懸命頑張っている現役の中・高校生達の悩みに答える「特別ホームルーム」を開催。
「仕事と遊びのスイッチの切り替え方」を聞かれると、浜辺は「やることを自分で周りに宣言をして逃げ道をなくします」と追い込むタイプであることを明かしながらも、一方で「友達とご飯を食べたりするのがなくなるとストレスになります。遊び切ったと思ったら、『遊んだから頑張ろう』と思えるはずです。なので、たくさん遊んで！」と呼び掛けました。
　
また、自称「眠り魔人」という浜辺に、「どのように睡魔と戦っているのか？」との質問が。「24歳なのにいまだに成長期かと思うくらい眠い」という浜辺は、自身にとって「カフェイン」が有効だといい、「コーヒーって集中力が上がって凄いですよね。今では毎朝カフェイン入りの栄養ドリンクを飲んでいます」と明かしつつ、「そういった何かスイッチになるものを見つければ勝ちですね！」とエールを送っていました。
　
あっという間に「特別ホームルーム」が終了し、浜辺は「時間を忘れて皆さんと話し合えたことが記憶に残ると思えるような楽しい時間でした。皆さんもお忙しいとは思いますが、時間を上手くやりくりして息抜きに映画館で『サイレントラブ』を観てもらえたら嬉しいです」とメッセージを送りイベントを締め括りました。
　
映画『サイレントラブ』は、1月26日全国公開です。
是非劇場でご覧ください！
　
（2024/1/22）