全国公開中の映画『サイレントラブ』の大ヒット御礼舞台挨拶が、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、本作に出演する浜辺美波が、共演する山田涼介さん、野村周平さん、吉村界人さんとともに登壇しました。
　
本作は、『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督によるオリジナル脚本の物語。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼（山田さん）と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生・美夏（浜辺）が、静かに思いを紡いでいく切ないラブストーリーです。

ステージに登壇した浜辺は、「公開から少し時間が経ちましたが、こんなにたくさんの方にお会いできて、そして観に来ていただけて嬉しいです。この４人での舞台挨拶は初めてなので、この４人の空気感を味わいながら素敵な思い出を作れたらと思います」と笑顔で挨拶しました。

動員35万人を達成したということで、周囲からの反応を聞かれると、浜辺は友人からの声を紹介。「事前に『驚くよ？』とは伝えていたんですけど、予想外の展開だったようでビックリしたと言われました。でも凄く良かったと言ってもらえました」とコメント。嬉しかった言葉として「もう一度観たい」と言われたことがシンプルに嬉しかったようで、「最後まで観た後にもう一度最初から見返したいと思ってもらえるのは嬉しいです」と語りました。

また、自身が演じる美夏について、浜辺は「人に見せたくない部分を外に出してしまう女の子で…。必死だからこそ、それが途絶えかけた時に人間な嫌な部分が出てしまうんです。その不器用さが愛らしくて好きです」と語り、美夏の人間臭い部分に魅力を感じている様子でした。

そして、タイでの公開に際して、山田さんとともに現地のプロモーションに参加した浜辺は、「映画が上映された劇場が広くて、まるでライブ会場のようでした。そういう空間で観る習慣がタイにはあって、映画を愛しているんだろうなと思いました。上映後の観客の皆さんの反応も温かくて嬉しかったです」と異国の地の反応をリポートしていました。

さらに、バレンタインデーも近いことから、それぞれバレンタインの思い出を発表。浜辺は毎年現場に差し入れをしているようで、「スタッフさんの分も含めて板チョコ全部にメッセージを書いて渡しています。今年は作品に入っていないので、ちょっとホッとする気持ち半分、寂しい気持ち半分です」と明かし、山田さんに「量とか凄いでしょ？」と聞かれると「100前後。数日眠れなくなるんですけど、それがバレンタインという感じになっています」とエピソードを披露しました。

最後に、「今日が最後のイベントになりますが、またみんなで集まりたいと思う様な素敵な映画に携わることが出来て幸せでした。誰かの心に深く残る作品になったらいいなと思います。公開は続きますので、是非劇場でお待ちしています」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくりました。

映画『サイレントラブ』は大ヒット上映中です。
是非劇場でご覧ください！

（2024/2/12）