山戸穂乃葉・生田智子 ミュージカル「魔女の宅急便」初日前会見に登壇!
3月8日に開幕するミュージカル「魔女の宅急便」の初日前会見が日本青年館ホールにて行われ、本作に出演する山戸穂乃葉と生田智子が、共演する深田竜生さん、横山だいすけさん、藤原一裕さん、白羽ゆりさんとともに登壇しました。
本作は、児童文学作家・角野栄子さんの児童書が原作で、1989年にはスタジオジブリが宮崎駿監督によりアニメーション映画化し大ヒットを記録するなど、世界中で愛されている作品です。2017年には若手新進気鋭の制作チームにより、新演出のミュージカル版が上演。以降も、2018年、2021年と再演され大盛況となりました。
物語のはじまりは、13歳になった魔女のキキが、習わしにのっとり相棒の黒猫・ジジとともに旅立つ日。ようやく見つけた新しい街では、葛藤を抱えながらも少年・トンボやパン屋のおソノさんに励まされながら、少しずつ成長していきます。
山戸は、主人公である13歳の魔女《キキ》を、生田はキキのお母さん《コキリ》を演じます。
役衣装でステージに登壇した山戸と生田。
2022年の第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞した山戸にとっては、本作がデビュー作品であり初主演を飾るということで、出演が決まったときには「すごく不安で、自分で大丈夫なのかという気持ちがありました」と当時の不安を口にしつつも、いよいよ本番を翌日に控えた今の気持ちとして、「稽古がすごく楽しいので、本番は何も考えずに頑張ろうと思っています」と意気込みを語りました。
また、緊張はしているかと聞かれると、「緊張はいつもしなくて…始まる直前は袖で緊張すると思いますが、今は緊張していないです」と頼もしいコメントが見られました。
また、キキの役作りについて、山戸は「今考えてみると、初めの一言目の台詞で声が低かったなと…」と語ると、キャスト一同が「全然違ってた!」と同調。山戸は「13歳で元気な女の子なので、とりあえず高い声で元気よくがむしゃらにやりたいと思います」と自身が大事にしているポイントを明かしました。
一方、生田は「お芝居とはいえ、キキ(を演じる山戸)に『私、愛されている』と思ってもらえるように、安心や幸福を感じてもらえるようなリアルなお母さんを演じたいです」とキキの母を演じる上での思いを語りました。また、山戸について「最初会ったときはすごく大人っぽい16歳だと思ったんですけど、1ヵ月稽古を通して、ちゃんと13歳のキキになっていて驚いています」とコメント。さらに「穂乃葉ちゃんはダンスをやっているからか、飲み込みが早いんです。言われたことをすっと直せて、次もちゃんとやれるところが凄いですね。本当に可愛いキキちゃんなのでお楽しみに!」と称賛。山戸は照れたような笑顔を見せていました。
そして、キキがお世話になるパン屋の《おソノ》を歴代演じている白羽さんは「これまでのキキちゃんたちがこの作品を終えた後に、活き活きと頑張っている姿を見て、すごく嬉しいんですよね。なので、永遠とおソノさんになったような気持ちです」と生田同様に親心を覗かせていました。また、「一番原作のキキに近い気がしていて。壁にぶつかったときに、ちゃんと向き合って逃げずに成長している様子に、キキと穂乃葉ちゃんは重なって見えます」とコメントされると、山戸は嬉しそうな表情を見せました。
最後に、山戸は「全部で2時間半という時間ですが、キキの大きな成長をお届けしたいと思っています。是非楽しみにしていてください!」と呼び掛け、会見を締めくくりました。
ミュージカル「魔女の宅急便」は3月8日より開幕です。
是非お楽しみに!
<公演概要>
東京公演:2024年3月8日(金)~3月17日(日) 日本青年館ホール
大阪公演:2024年3月21日(木)~3月25日(月) 新歌舞伎座
(2024/3/7)