長澤まさみ Netflix『パレード』配信記念試写会イベントに登壇!
世界独占配信中のNetflix映画『パレード』の配信記念試写会イベントが3月1日にユーロライブで行われ、本作で主演を務める長澤まさみが、坂口健太郎さん、森七菜さん、藤井道人監督とともに登壇しました。
本作は藤井道人監督が『余命10年』『最後まで行く』に続く新作として、日本映画を代表するキャスト・スタッフとともに創り上げた新たなる感動作。旅立ってしまった人の目線で遺された人への想いを描く愛の物語で、瓦礫が打ちあげられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤)が、離れ離れになった息子を捜す道中で不思議な仲間たちと出会いを果たし、各々の心に触れていく姿が映し出されます。
上映後の会場から拍手と歓声に迎えられた長澤は、「観てくださった方々から、本当に感動した、とても心が温まる思いになったと、たくさんの感想をいただいています。皆さんの感想を聞いて『人の心にこんなにも届く映画なんだ』と、後から私が教えてもらったように思います」と反響を喜んでいました。
本作について、「自分がいる世界の“その先”がどのようになっているかを想像することは、今までの日常であまりなかった」と口火を切り、「作品を観てくださった方が、大切な人や、会いたいけれど会えなくなってしまった人は『こういうところにいるんだ』『温かい気持ちで笑ってくれているんだ』という感覚になってくれている。それがすごくうれしいです」と旅立ってしまった人に思いを馳せられる映画になったことがうれしいと語った長澤。「演じている時は、美奈子の未練に寄り添い、一生懸命にただひたすら頑張るという気持ちでいました」と撮影を振り返っていました。
また長澤は、藤井監督とのタッグは「念願だった」と吐露。「本当にこだわる監督だと思いますし、作品に対しての思い入れが誰よりも強い監督。それを感じたかったから、きっと私は監督の作品に出たかったんだろうなと思ったし、とにかく監督の言うことを理解しようと必死になるがあまり、監督もちょっと『面倒くさいな』と思うところもあったと思います」と苦笑い。ディスカッションを重ねた撮影となった様子で、「お互いに魂でぶつかり合っていけた感じがあった。それが本当に楽しかったし、いい思い出です。この時間は、この作品でないと得ることはできなかったなと思います。また監督と仕事ができるなら、是非。もうなんでもやります!」と再会を願っていました。
ステージでは、映画の内容にちなみ「会いたい人」について告白する場面もありました。「祖父」だと回答した長澤は、「いつも見守ってくれている感じはあるんですが、大人になった今、私は会ったら何をしゃべるんだろう」と想像して、笑顔を見せていました。
最後には「心温まる愛の物語です。きっと誰にでもある後悔や、そういったものと向き合うきっかけになる映画かもしれません。いろいろな登場人物に寄り添って、今回はこの人の目線で観てみよう、次はこの人の目線で観てみようと、楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけ、会場も大きな拍手。温かな空気に包まれたイベントは、大盛況のうちに幕を閉じました。
Netflix映画『パレード』は、世界独占配信中です。
是非ご覧ください!
(2024/3/1)