浜辺美波 「第47回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席!
「第47回 日本アカデミー賞 授賞式」がグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われ、『ゴジラ-1.0』で優秀主演女優賞、『シン・仮面ライダー』で優秀助演女優賞を受賞している浜辺美波が出席しました。
白いレースドレスの装いで登場した浜辺。
助演女優賞を受賞した『シン・仮面ライダー』について、「7歳下の弟が仮面ライダーを見る年齢の時に、久しぶりに見始めたらどハマリしました。ヒロインとして出演できることはないだろうと思っていたので、本当に幸せで…現場でも仮面ライダーに会えたことが嬉しかったです」と語り、仮面ライダーのファンであることに触れました。
この作品で挑戦した銃アクションでは、元自衛官の方に教わったようで、「現場でも本当に火花が散っている状態だったので、緊張感を持って撮影できました」と振り返りながら、「庵野監督から、アクションが良かったと言ってくださって、嬉しかったです」と笑顔を見せました。
また、共演した池松壮亮さん、柄本佑さんについて、「アクション特撮部分のおふたりが本当に素晴らしくて、仮面ライダーが実際にいてくれる安心感がありました。撮影現場は大変だったと聞いていたので、皆さんへの尊敬の思いを持ちながら撮影させていただきました」と回顧しました。
続いて、優秀主演女優賞を受賞した『ゴジラ-1.0』にて、自身が演じる大石典子が電車に乗っている時に、ゴジラに襲われるシーンの撮影を振り返り、「現場では、電車を作ってそれを持ち上げて本当に揺らしてくださったので、想像していたよりも入り込める環境を作っていただきました」と感謝を込めながらも、「ただ、私は体力面で自信がなかったので、本当に不安で…すっとそこが怖かったです」と重要なシーンに挑む葛藤を明かしました。
また、本作で主演を務めた神木隆之介さんとは、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役で共演。神木さんとの共演の感想を聞かれると、「いつもずっと変わらない神木さんで、現場でも『ちょっくら行ってきますわ』というぐらいのラフさで現場に入っていかれるんです。こちらの緊張を解してくださるので、ご一緒できて本当に嬉しいです」と感謝を口にしました。
一方で、神木さんが「『ゴジラ-1.0』と『らんまん』と、それぞれの作品で違う関係性での長期にわたった撮影だったので、ご機嫌を損ねないように、細心の配慮をして、浜辺さんの心情を読み取りながら頑張って過ごしていました」と冗談めかしに語ると、浜辺は「言い方が悪いですね!こちらも、いつ嫌われて『一緒に撮影しないぞ』と言われてもいいという覚悟で撮影に向かっていました(笑)本日は笑顔で挨拶をしてもらえて嬉しかったです」と応戦し、ふたりの息の合った掛け合いに会場は笑いに包まれました。
そして、授賞式の最後には最優秀作品賞が発表され、『ゴジラ-1.0』が見事栄冠に輝きました。これを受けて浜辺は、「この作品に携わることができたこと、本当に嬉しく思います。こんなことなら、毎日撮影に見学に行っていれば良かったなと、なんだか悔しく思っています。スタッフ・キャストの皆さん、全ての方にこのトロフィーを切り刻んでお渡ししたいです(笑)」と浜辺ならではの最大限の喜びのコメントをして、受賞を噛みしめていました。
(2024/3/9)