長澤まさみ 映画『四月になれば彼女は』大ヒット舞台挨拶に登壇!
全国公開中の映画『四月になれば彼女は』の大ヒット舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、本作に出演する長澤まさみが、共演する佐藤健さん、森七菜さん、山田智和監督と共に登壇しました。
川村元気さんによるベストセラー恋愛小説を映画化した本作は、10年にわたる愛と別れを壮大なスケールで描く物語。長澤は、精神科医の藤代(佐藤さん)という婚約者がいながら、結婚直前に謎の失踪を遂げる《坂本弥生》を演じています。
ステージに登壇した長澤は、「私にとって本当に久しぶりのラブストーリーで、演じている時間はドキドキしていました」と振り返りつつ、「観た方が、恋をすることや愛について深く考えてみたり、友達と意見が違ってその話ができるような、観た後も余韻に浸ってもらえる作品です。まだまだたくさんの人に観ていただきたいです」と呼び掛けました。
本作について、長澤は「(藤代と弥生の)二人の関係が滞っていて、この先続いていくのかという不穏な空気から始まっていくので、いわゆる恋愛映画のワクワク感より、恋愛について深く知りたくなり、自分はどんな風に人を愛するだろうと考える気付きを与えてくれる作品です。恋愛に向き合いたいと思っている方が、この作品を気に入ってくれている実感があります」と周囲の声を伝えました。
佐藤さんが、弥生の気持ちに気付かない藤代は悪いけど、気持ちを言わずに失踪してしまう弥生は“ヤバイやつ”だと思うと冗談交じりに話すと、長澤は「弥生は大胆な行動をとる人だなと思いますが、自分の思いをなかなか言い出せない登場人物が多くて、もう少し会話ができていれば変わったこともあるんじゃないかと思いますよね」と共感した上で、「言葉にできない弥生の行動も理解して愛着を持ってもらえるのかなと思います」と自身が演じたキャラクターについてコメントしました。
そして、この日は上映後の舞台挨拶ということで、観客からの質問や恋愛相談を受けるティーチインをすることに。「愛と恋の違いは何か」という質問に対して、佐藤さんが「大切な人を思う気持ちは、誰かが決めた言葉に当てはめる必要はない」と返答すると、長澤も「人は名前がないものが怖いですよね!」と同調。二人の掛け合いに、会場からは拍手が沸き起こりました。
また、リアルな恋愛模様が描かれていることから、SNSでは本作の感想コメントとして「恋人候補の人とは一緒に観に行かない方がいい」という声があることについて、長澤は「この映画をトークテーマに語り合えるのはいいことです!可愛いやきもちを焼くこともあると思いますが、相手の考えていることや過去に経験したことを知って、お互い新しい関係を築いていくのもいいと思います」と語り、この映画が二人の良いステップになるのではとアピールしていました。
そして、「好きな人が誰にでも優しいからやきもちを焼いてしまう」という恋愛相談に対しては、「それは悪いことではなくて、自分の本当の気持ちに気付くことでもあると思う。その上で、自分はどうしていきたいか向き合えるし、やきもちに耐えられないならその気持ちに素直に行動すればいいと思います」と優しく語り掛け、笑顔を見せていました。
映画『四月になれば彼女は』は、全国で絶賛上映中です。
是非劇場でご覧ください!
(2024/4/1)