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EVENT REPORT

イベントレポート

山崎紘菜 ショートフィルム『父を、乗せて。』舞台挨拶に登壇!

世界の動画マーケターが注目するブランディングを目的としたショートフィルム(ブランデッドムービー)の祭典「BRANDED SHORTS 2024」が6月12日に東京都内で開催され、山崎紘菜が主演を務める『父を、乗せて。』の世界初上映が行われました。山崎は常盤司郎監督、ベースフード株式会社マーケティング部ブランド担当の溝口究さんと舞台挨拶に登壇し、本作に込めた思いを語りました。

本作は「一人ひとりが自分らしく輝くことのできる明日へ」をテーマに、完全栄養食「BASE FOOD」を開発・販売するベースフード株式会社が初製作したショートムービー。タクシー運転手として日々の仕事に奮闘する女性・あかねの姿を、父親との関係を交えて描く内容で、山崎は主人公《あかね》を演じました。

アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024」における「BRANDED SHORTS 2024」にて、世界初上映が行われたこの日。上映後のステージに上がった山崎は、クランクイン前に制作陣の方々と確かめ合ったこととして「ブランデッドムービーということですが、ひとつの映画を作るという気持ちは、いつもの映画作りと変わらない熱量を持って取り組もうと話していました」と本作に臨む上での意気込みを振り返りました。

山崎が、タクシー運転手役を演じるのは今回が初めてのこと。山崎は「運転しながらお芝居をするという経験も初めてでした。難しかったですし、自分にとって挑戦でした」とコメント。役作りにおいては、実際にタクシーに乗り込みながら「普段何気なく乗っているタクシーの中で『運転手さんはどういう動きをしているのかな』、『どういうところに気を配られているのかな』と観察していました」と明かし、「役を通して『運転手さんはこういう思いでいるのかな』と考えたりして、自分の中で新しい視点や価値観が生まれました」と視野を広げることもできたといいます。

撮影中は悪天候に悩まされることもありながら、「雨が降ってくるハプニングもあったので、短い時間の中で集中して撮ろうと、みんなで一致団結しながら撮影していました」と素晴らしいチーム力を感じられる現場だったことを明かしました。さらに、“タクシーの中で、あかねが村上淳さん演じる父親を怒る”というシーンも印象深いという山崎は、「何回も一連で撮らせていただいたシーンです。5時間、お父さんを怒っていました(笑)」とにっこり。「クランクインの最初のシーンで、ハードな撮影でしたが、村上さんと力を合わせて撮りました。撮影の合間には、村上さんの愛犬の話で盛り上がっていました」と楽しそうに回顧していました。

家族の健康を願う、やさしさや愛が詰まった作品として完成した本作。最後に山崎は、「この作品を父と母にプレゼントしたいです。ベースフードさんの伝えたい思いも感じて、あかねちゃんみたいに一生懸命に頑張っている方や大切な人にプレゼントしたい作品です」と心を込め、「父と母も観るのを楽しみにしています」と両親を思いながら目を細めていました。

(2024/6/12)

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