福本莉子 映画『ディア・ファミリー』初日舞台挨拶に登壇!
映画『ディア・ファミリー』の初日舞台挨拶が6月14日にTOHOシネマズ日比谷にて行われ、本作に出演する福本莉子が、共演する大泉洋さん、菅野美穂さん、川栄李奈さん、新井美羽さん、松村北斗さん、月川翔監督と共に登壇しました。
娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになる IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を、『君の膵臓をたべたい』などの月川監督が映画化した本作。福本は、大泉さん演じる主人公・坪井宣政の次女で、心臓疾患を抱える《佳美》を演じています。
上映後の会場から拍手を浴びてステージに上がった福本は、「本日はお越しいただきありがとうございます。満席の中で登壇をして、やっと初日を迎えられたんだなという気持ちになりました」と感無量の面持ち。「考えてみると撮影は結構前に行われたのですが、家族(を演じた)みんなでたくさん宣伝活動もしてきて、名古屋に行ったりもしました。その時からずっと初日が早く来ないかなと思っていたので、今日こうして無事に公開することができてとてもうれしいです」と改めて公開を迎えた喜びを語り、「佳美さんの“たくさんの人の命を救いたい”という思いから始まった、この物語。たくさんの人に届いて、たくさんの方に観てほしいです。天国の佳美さんも、この作品のことを喜んでくれていたらうれしいなと思います」と演じた役柄のモデルとなった佳美さんに思いを馳せていました。
娘の命を救うために、不可能に挑んだ家族の姿を描く本作。福本は、映画を通して家族について考えたことも多かったようで「私は大阪出身なので、高校を卒業して上京してからは、家族で一堂に会することがなかなかなくなってしまいました。でもこの映画を観て、『家族に会いたいな』という気持ちになりました」としみじみ。「こういった毎日が永遠に続くわけではないので、気恥ずかしいけれど、感謝を伝えられる時にはきちんと伝えなければいけないと思いました」と気持ちを新たにしつつ、「姉は、『泣いてしまって目が腫れてしまうので、休みを取って映画を観に行くね』と言っていました」と自身の家族も映画を楽しみにしていると明かしました。
また、どんな困難がのしかかっても「次はどうする?」という言葉を胸に、諦めない人々の姿を描く映画の内容にちなみ、「次に叶えたい夢」について告白する場面もありました。福本は「今回は大泉さんと親子役でしたが、ちょっと寂しいシーンも多かったので、今度は元気な姿で大泉さんとバディを組んでみたい」と希望しました。すると大泉さんも大いに乗り気になり、福本も「凸凹コンビで。やった!」と大喜び。さらに母親役の菅野さんがカブトムシの幼虫を成虫にしたいと願うと、福本は「小学生の頃に、サナギからカブトムシにして飼っていました。ゼリーで育ちました」と続いてカブトムシの話に花を咲かせるなど、両親を演じたお二人と息ぴったりのトークを繰り広げていました。
映画『ディア・ファミリー』は、全国公開中です。
是非ご注目ください!
(2024/6/14)