2024年7月26日（金）より全国公開となる『劇場版モノノ怪 唐傘』の完成披露試写会がTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、本作で声優を務める黒沢ともよが、共演する神谷浩史さん、小山茉美さん、中村健治監督、そしてプロデューサーの山本幸治さんとともに登壇しました。

2006年に放送され高視聴率を記録した「怪～ayakashi～」の一編「化猫」から派生し、2007年にテレビアニメシリーズとして放送されて以来、愛され続けている「モノノ怪」。本作では、豪華絢爛な“大奥”を舞台にした完全新作として待望の映画化となりました。
モノノ怪が引き起こす“怪異”に、“退魔の剣”を携えて一人立ちはだかる謎の男“薬売り”の奮闘を描く本シリーズ。劇場版となる今回は、女の園である大奥に隠された恐ろしくも切ない真実が描かれます。
黒沢は、大奥でキャリアアップを図ろうとする新人女中《アサ》のＣＶを務めます。

この日は7月7日の七夕の日ということで、登壇者全員が涼しげな浴衣姿で登場。
ステージに登壇した黒沢は、好きなシーンについて「今までのテレビシリーズでは物語ベースでモノノ怪と対峙していた薬売りさんですが、今回はアクションなどのカッコイイシーンが多くて、ビジュアルでの表現や、音楽のはめ込まれ方が堪らないです。映画館という環境で観られる皆さんが羨ましいくらいです！」と熱く魅力を伝えつつ、「全ての五感を開放して物語の世界に入っていただきたいです」と呼び掛けました。
さらに、自身が感じた印象として、「見ているうちに、自分の顔がバラバラになっちゃっているんじゃないかと思うぐらいに、感覚が歪んでいくというか、上下が分からなくなります」と独特な表現を用いながらも、「こんなに大きなスクリーンで迫力の音響でご覧になって…皆さん真っ直ぐ帰れるかしらという気がします」と作品の圧倒的な世界観に衝撃を受けたことを明かしました。

そして、作品のテーマである“情念”にちなみ、＜情念を抱くほど切望する七夕の願い事＞を短冊で披露することに。黒沢は「モノノ怪Ｔシャツが欲しい」としたため、自身も作品ファンと公言する黒沢ならではの強い願いを込めていました。

最後に「いよいよ完成した作品を皆様に観ていただけるということで、とてもとても嬉しいです。アサの人生にいろんなものを託して演じましたので、それを受け取ってもらいつつ、圧倒的な世界観を楽しんで夏の思い出にしていただけたらと思います」とメッセージを送り、舞台挨拶を締め括りました。

『劇場版モノノ怪 唐傘』は、7月26日（金）より全国公開です。
是非お楽しみに！

（2024/7/7）