日本大正村の二代目村長として16年間就任していた司葉子の芸能生活を振り返る「日本大正村司葉子記念館」が、3月28日に開館いたしました。

日本大正村は、大正時代のイメージと心、そして人々の郷愁を留め、日本中の人達がその時代を偲ぶシンボル的な町。製糸を地場産業として栄えた大正の頃の姿そのままに、風俗、建物をはじめ、生活文化そして人情や自然にいたるまで大正の佇まいを残しています。ただ古い物を集めて見せるのではなく、人々の生活が息づく中で「大正」を感じることができる、町ぐるみの大正の博物館となっています。

司葉子は、自身が出演した東宝映画『青い山脈』（1949年）『続青い山脈』（1957年）のロケ地になったことが縁で、同地の自然の美しさに魅せられ、1年およぶ熱心なお誘いを頂いた後、二代目村長として就任することになりました。

記念館には、司葉子の芸能生活を振り返る思い出の品々の寄贈、16年間の村長としての思い出、楽屋の再現などを展示しています。

開館にあたり開催された記念式典では、「立派な記念館を開館いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。この記念館を多くの方に観ていただき、地元の方に愛され、さらには日本大正村の発展に貢献できることを願っております」とコメントしました。

是非お立ち寄りください。

＜日本大正村司葉子記念館＞
●入館料：大人300円　小中学生150円
●営業時間：９：００～１７：００（閉館30分前に入館受付）

http://nihon-taishomura.or.jp/
http://nihon-taishomura.or.jp/archives/2094