長澤まさみ 映画『百花』出演決定!
長澤まさみが、9月9日(金)に公開となる映画『百花』に出演することが発表となりました!
本作は、多数の映画を製作してきた川村元気さんが、2019年に発表した4作目となる小説「百花」の実写映画化。そして、川村元気さん自身が監督・脚本を手掛けます。
記憶を失っていく母・葛西百合子(原田美枝子さん)と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉(菅田将暉さん)の、愛と記憶の物語です。
長澤は、葛西泉と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を演じます。
レコード会社に勤務する泉とピアノ教室を営む泉の母・百合子は、ある「事件」をきっかけに、わだかまりを感じながら時を過ごしていた。そんな中、百合子は認知症と診断されてしまい泉は、<記憶を失っていく母>と向き合うことになる。百合子は、大好きだったピアノが弾けなくなり、泉の妻・香織の名前も分からなくなっていった。
ある日、泉は百合子の部屋で、泉にとって忘れたくても忘れることのできない、「事件」の真相が綴られた日記を見つけてしまう。
一方、百合子は失われてゆく記憶の中で、「半分の花火が見たい…」と何度もつぶやく。「半分の花火」にこだわる理由、そして「半分の花火」という言葉の謎が解けたとき、泉は母の本当の愛を知ることに。
【長澤まさみコメント】
川村監督は心根というものがすごくピュアな人だな、と思っています。今まで色々な作品をご一緒させていただいてきた中でも、心が温かくて、よく俳優のことをみてくださっている方だと感じていますし、プロデューサーという立場で培ってきた川村監督の冷静さに、凄く信頼を寄せています。今回は、“監督が撮りたいものが撮れればいいね”という話を菅田さんともするくらい、温かい気持ちにさせてくれる監督でした。
共演させていただいた菅田さんは、軟体動物みたいに何にでもなれちゃう凄い人だな、と改めて思いました。人の、隙間に入り込んでくる感じや、その観察力、かといって威圧感を与える人ではないですし。この人なら信頼が置けると思いました。
本作は、記憶なのか、現実なのか、幻想なのかわからない描写が沢山あるので、そういうところが、どんな映像になってくるのかが楽しみです。きっと映画館で観るべき映画になるんだろうなと思っています。